マネジメント 2017/05/25

才能があっても根気がない


From:小川忠洋

『世間は才能があっても根気のない人間だらけ』
と言ったのはダニエルピンク。

アルゴア元副大統領のスピーチライターやってて、モチベーション3.0とかいろいろ素晴らしい著作を出している作家であり講演家。


いやぁ~、なんでこの言葉に引っかかったか?と言うとね。結構前に、某有名大学の学生と話していて思ったんだけど、、、

まさにこの言葉が当てはまるなぁ、、
なんて思ったわけ。


彼らって、明らかに才能があるじゃない?でも、そんな彼らが社会に出て必ずしも成功するとは限らないし、社会で成功している人で、彼らより才能のない人ってほとんどだと思うのよね。

それは、成功のカギは、才能じゃないってこと。
「忍耐」なんだよね。

1つのことをずーーーーっとやり続ける忍耐力。1つの分野で10年、20年、30年と積み上げる忍耐力。

これが成否の大きな差になるってのは、いろんな研究からも明らかになってきてるわけで、、、


ほとんどの人は、才能がある人だろうがない人だろうが、「途中下車」するわけよ。途中で他がよく見えて、そっちに乗り換えってことを、してしまうわけね。。。それがどれだけ大きな損失になることか!

大切なのは現時点で、能力があるかどうか、才能があるかどうか、って話じゃなく、

この道で「10年やっていこう」
と言う覚悟があるかどうか。。。
なんだよね。


その覚悟さえあれば、能力なんて、絶対についてくるんだよ。

その覚悟がなく、「できるだけ早く、若いウチに成功したい」なんて舐めた考えを持っているから(もちろんワタクシめも持っていましたが!)ダメなわけ。

短期間で成功できなかったら途中下車しちゃうでしょ?


投資の世界でも、「時間を味方につけるか?敵にまわすか?」ってのは大きなテーマ。

カネ(努力)が複利で運用されるのか?カネ(努力)を移動させまくり手数料で抜かれまくるのか?
ね。

とっても大切だと思うんだよね。

才能じゃなく忍耐。


『忍耐力、持続力は常に才能を凌駕する』

PS:
ちなみにダニエルピンクは講演がめちゃめちゃ上手い。
いろんなセミナーとか言ったけど、間違いなくトップ3には入る。
圧倒的に上手い。芸術的なくらい完璧な構成とトーク。

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