マネジメント 2017/06/20

人それぞれの思考プロセス

先週、あるチームメンバーの一人と久しぶりにランチミーティングをしました。

最近、忙しい日々を送っていたのでなかなかメンバーとコミュニケーションを取る機会が少なかったから、ちょうど良かったです。

今回は、相手からの誘いで
「たまには、ゆっくりと話したいです!」と
声を掛けてくれました。

そして、いざ彼とのランチミーティングが始まったんですが彼が雑談から話し始めるので、僕がタイミングを見て切り出しました。

僕が「さぁ本題の話をしようか」と声を掛けてみると、彼は「まぁ何を話すか、内容はバレてると思ってますがw」と彼が言いました。

そうなんです^^;

彼から誘いがある時は、だいたい何か内に秘めた思いが出てきた場合が多いので概ね今回も何か、発信したいのだろうと思いこの場に来るまで、僕なりに過去の傾向から彼の内なる思いを推測していました。

すると大体、2点の事だと気付きました。
一つは、仕事に関するプラン。
もう一つは、ライフワークに関するプラン。

具体的な内容は、ここに書けませんが、それぞれ何についてかは詳細まで予想を立ててました。彼が話している間、ずっと黙って頷いていると僕が想像していた通り、具体的なところまで同じ内容の話でした。


他のメンバーも同じなんですが彼らは決まって「何を話すか、もう分かっていると思いますが」と一言添えてから話し始めます。

そうなんです。
大体のことは、事前に何を話したいのか僕は分かっている事が多いんです。
不思議ですよね?w
別に、変な能力者とかでは無いですよ^^;

何故、解るのか?
僕なりに相手の事を出来る限り理解しようと思い彼らの性格や好み、何に反応するか、また何を嫌がるのか知っています。

相手の事を理解しているから、これまでの傾向として仕事内容、その動き方、また目標内容によって、おおよそですが予測を立てることが出来ます。

しかし相手が、どんな人か知っているだけでは何を話したいのか知るのは難しいんです。

では何処が、ポイントなのか?
今日は、その話をしようと思います。


それは、思考プロセスです。
人はそれぞれ、思考プロセスが異なります。

相手を知るだけでは、相手の本意が何か掴むのは難しいです。

だからこそ、相手の思考プロセスまで理解してあげればAというアイデアから、その人なりの思考プロセスが働いてなぜ、Bという結論に至ったのか?

また何処で、その思考プロセスが、行き詰まり、どのポイントで悩んでいるのだろうか?と察知することが出来ます。

相手の思考プロセスを知れば知るほど、相手より先回りして、どこに重要なポイントがあるか、どこに話の分岐点があるのか解ります。

だからこそ、その為のアドバイスも準備しておくことが出来るんです。


先日のワークショップでも、多くの方と話して、従業員の事で多く悩まれている人が多かったです。

ですが、相手の思考プロセスが、どんなのか知っているだけで先回りして話す準備が出来るので、マネジメント、リーダーシップを意識されている方は、学ぶことにトライしてみては如何でしょうか?(^^)

きっと従業員とのコミュニケーションも円滑に行き良いアドバイスが出来るかもしれませんよ。

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