マネジメント 2017/11/08

変われるか?


From:寺本隆裕


起業家から経営者に変わるとき。

個人事業主から経営者に変わるとき。

プレイヤーからマネージャーに変わるとき。

そこに大きな溝があります。

その溝を超えるためには、マインド面でもスキル面でも大変な変化が必要になってきます。それと、時間も必要です。恐らく、2〜3年は早い人でもかかるかな…と。

マネージャーの仕事は人を通じて成果を出すこと。プレイヤーの仕事は、自分が直接成果を出すこと。間接的か、直接的かの小さな違いのように見えて、実はそれは、めっちゃ大きな違いです。

たとえばプレイヤーの主語は、「私」。

マネージャーの主語は、「私たち」。


プレイヤーの仕事は、「行動によって成果を出す」。

マネージャーの仕事は、「意思決定によって成果を出す」。


プレイヤーが学ぶべきことは、「専門技術」。

マネージャーが学ぶべきことは、「マネジメントの技術」。


スポーツでも、名プレイヤーが必ずしも名監督になるわけではないのと同じで、誰もがプレイヤーからマネージャーに変化できるわけではありません。「全く新しいキャリアに挑戦するのと同じだと思ったほうがいい」というくらいの違いがあります。

そこには、こだわり、エゴ、自分でやったほうが早い病。時間軸の違いや仕事の抽象度の違いなどなど、超えないといけない色んな障害があります。意識して、時間の使い方や選ぶ本を変えていかないと、どうしても慣れ親しんだ「いつもの仕事」「いつもの考え方」に戻ってしまいます。

でも、、、その障害を乗り越えて、チームの力、組織の力を結集できる、名マネージャーになることができれば、より社会に大きなインパクトを与えられるようになります。


大きな仕事は組織によってなされます。

そのような組織を作れるマネージャーでありたいと、僕は思います。


寺本隆裕

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