マネジメント 2017/08/08

聞かなくてはならない真実

週末、仕事関係で仲の良い友人に
無事、子供が生まれました(^^)

この場を借りて祝福を申し上げさせて頂きますm( )m
おめでとうございます。


しかし、まだ名前が決まっていないそうです^^;

僕なんかは、子供の名前を決めるのに
2人とも、3ヶ月は掛かりましたw

家に帰ると、ほぼ毎日ルーティンで
本を読み返したり、ネットで調べたり
日中に思いついた名前を鑑定したりと
色々やって、もう出ない、、、という状態で
ようやく決めるというものでした。


なのにその友人は、出産日を含め14日以内に
役所に届け出ないといけないのにまだ決まってない^^;

この状態になって、ようやく
「早く名前を決めます!」と言うようになりました。


先週、一緒に呑んでいた時、彼の口から聞いた言葉は
「いやぁ〜決めないとダメなんですよね〜」だったので
それがようやく「決めます!」に切り替わり、
本当に決める覚悟が出来たのだと思います。

その人から出てくる言葉から、どう思っているのか
(優先順位はどれくらいか?どれくらい真剣に
その出来事に向き合っているのか)が、よく解りますよねw

仕事をしていると、色んな人と会話をするので
皆さんも、“相手の言葉が変った瞬間”というのを
見てこられたかと思います。

僕は、コーチングの仕事などもしているので
そういった場面によく出くわします。


「やらないとダメだと思ってるんですよ」→「やります!」
「どうすれば良いか解らない」→「○○します!」
「失敗する恐怖があるんです」→「自信を持ちました!」


など簡単に言うと、この様な変化です。
ちなみに、上手く言いくるめている訳ではないですよw


多くの人は、頭の中だけで考えてしまう傾向があり、
また周りに相談しようとしても、ほとんどの人が
自分が考えている方向に賛同してもらうことを期待して話しをます。

なので、あまり変化が起こらず
「やろうと思っている」状態が続きます。


実際、コーチングではなく、友人などと
普段の会話をしている時も同じことが言えます。

友人から相談されたことについて、僕が思っている事を
そのまま言ったり、アドバイスしたとしても、
結局のところ、相手がしたいと思っている方向にしか
話の結論は出ません^^;


では、どうすれば「変化」が生まれるのか?


ここからが今日のポイントです。

スケーリングアップの著者ヴァーン・ハーニッシュの推薦書籍にもあった
“コーチングの神様が教える「できる人」の法則”では、
「聞かなくてならない真実から逃げないこと」と書いてあります。
(「自分を変える」ときのルール4から引用)

実際、冒頭でお話した友人も
あと14日以内に届けを出さなければならない真実と
向き合って初めて、「早く名前を決める」に心が変わりました。


その他、僕が実施しているコーチングでも
多くの人が、「変化」しました。

それは相手が「聞かなくてはならない真実から逃げなかった」からです。


先ほど、これは友人との普段の会話の中でも起こる事だと
書きましたが、その友人は、いつも真実から逃げてしまう。
だから、結論がいつまで経っても変わらない状況が続くのです。


このメルマガを読んで頂いている方も
仕事でもプライベートでも、多くの人に
アドバイスをされてきたと思います。

その中で、上手くアドバイスを聞いて、相手が変った
経験や、上手くアドバイスを聞き入れて貰えず、
結論が変わらなかった経験があるかと思います。

しかし、上手くいかないケースは、
相手に伝わるように、聞き入れられるように
「聞かなくてはならない真実」を伝えられていない
からかもしれません。


僕など、コーチングする際は
色んなレパートリーを持ち合わせているので
それぞれの人に、「聞かなくてはならない真実」が
ちゃんと伝わるよう、あの手、この手で話し方や
話題を繋ぎ合わせ、コーチングしたりします。

そして、その真実に相手がしっかりと向き合った
瞬間から、相手は真剣に考え、決断していけるように
変わっていくのです。


あなたが経営者の立場として、これから会社に
素晴らしい変化を希望するのであれば、社員や
顧客から出てくる「聞かなくてはならない真実」を受け止め
それについて向き合って考え、決断していく必要があるかもしれませんね。


P.S.
スケーリングアップの書籍では、こうした事を
たくさん考えさせることが書かれています。

もし、今の会社を成長させていきたいのであれば
これほど具体的に書かれた本は、なかなかありません。

まだ読まれていないのであれば、オススメです。

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