マネジメント 2017/08/15

勝ち負けだけじゃない!

いよいよ、お盆ですね(^^)
ご先祖様の供養をする良い機会です。

ちょっと我が家はややこしく、神社とお寺と両方に
お墓があるので一日仕事になります。


そういえば、本郷という名は
なんと、800年も続いているんですよ^^;

子供の頃、それを知って驚きました。

実際に、「本郷800年史」という本もあります。
「本郷の会」で作られた本郷のルーツが細かく書かれた本です。


実際、祖母も先祖代々伝わる文献などを、ある資料館に
寄付して展示されていたりします。

昔、僕も従兄弟と家にあった書物から一緒に各地を周り、
たまたま京都大学の先生と出会い、家にあった大名行列の配置図を
「是非、コピー取らせてください!」と頼まれたのを覚えてます。

仏壇に入ってる過去帳も、古いものでは江戸時代初期から書かれています。


本当は僕もある神社で、年に2回ほど開催される催しに参加せねばならず
そういう会のお手伝いをしないといけないのですが。。。

なかなか忙しくて、参加できていません^^;

こうして振り返ると、長く続いている本郷家も
先祖代々、頑張って来たんだなと感謝の気持ちを持ちます。


さて、企業においても出来る限り
長く続く会社を作りたいと思われている社長さんは
多いのではないかと思います。

これって、なかなか難しいことですよね^^;


先日、ハーバード・ビジネス・レビューという雑誌に
面白い記事が書かれていました。

そのタイトルは「生物学に学ぶ企業生存の6原則」です。
(ボストンコンサルティンググループ・シニアパートナー マーティン・リーブス著)

要約すると、自然界も生物も色んな環境の変化に応じて進化し、現在に至る。
実は、それには6つの原則があり、それを企業に例えると・・・という内容のものでした。

TEDでも見かけてので、ついつい見てしまいました^^;


TEDでは、マーティン・リーブスが続けて面白い質問をしていました。

「そのゲームは、いつまで続くだろう?」


会社を経営するのには、色々な指標があり
KPIなど定めると、それを意識して頑張ります。

「その指標より上回っているのか、下回っているのか?」
「そのゲームには勝っているのか?負けているのか?」


ですが経営者は、「その市場が、いつまで続くだろう?」
という事に関しては、あまり意識していないのではないでしょうか?

忙しさのあまり、つい目の前のことばかりに意識が持っていかれ、
先々の事を考える、目を向けるという事が出来ていない方も、
実際に見られます。


自然界や生物と同じく、企業も生き続けるためには、
様々な環境の変化に対応し続けなければなりません。

今、利益が出やすい市場でも、それはいつまで続くのか。
また今、上手く行っていることも、いつまで続くのか。


手遅れな状況が来る前に、ちょっと意識を変えて
「このゲームは、いつまで続くだろうか」と問いかけてみては如何でしょう。

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