企業と従業員の関係とは?
FROM:本郷卓也(GrowthU認定コーチ)
先日、レゴパークがオープンしたので子供たちを連れていきました。
子供たちは、とにかくゲームとレゴが大好きで、黙っていたら何時間でもやってそうなぐらいです^^;
なので僕も、子供たちと一緒にレゴを作ります。
これも一つのコミュニケーションの取り方ですが子供が新しい作品を作ると、僕は本当に心から喜びます(^^)僕が創造しない観点で発想し、それらのパーツを組み合わせて作るので本当に僕自身、感心するぐらい新しい発見を与えてくれるからです。
だから子供たちは、もっと喜ばせようと、そのレゴを完成図の通りに遊ぶだけではなく、完成図とは違った角度から考え何か新しい作品が作れないか、常に試行錯誤しています。その甲斐あってか、子どもたちは「レゴ」が大好きでいつも自分たちの想像を駆使して、新しい形を作っては見せてくれます。
レゴで作った新しいカタチの車や飛行機、新しい武器、新し建物、etc…
想像力豊かな発想を形にして、見せてくれるので僕も負けじと大人が作る作品を披露します。すると子どもたちは感動と悔しさが入り混じってまた新しい何かを作り始めます。そういう姿を見ているだけで、僕は幸せです(^^)
僕は、子育てにおいて意識していることがあります。
それは、「自分の頭で考える」です。
そして、それは楽しいと感じることに出来るだけで良いから「まずは、考えてみよう」と話します。そして、子供が「わからない」と言えば次に優しく「質問」をします。例えば、「これって何に使う?それは本当に、それだけにしか使えない?」などです。
ただ、質問と答えの繰り返しで、本当に行き詰まったらその時、初めて教えるようにしています。
なので僕が何も言わなくても、子どもたちは常に楽しく、わくわく出来るように沢山のことを考えています。それが彼らの「考える」ためのモチベーションなんだと僕なりに子供たちの事を、いつも見て、会話し、それなりに解釈しています。
モチベーション。
この言葉について僕は何度も考えさせられています。何故なら、人の行動心理に影響を与えるからです。
これは仕事をしている大人たちにとっても重要なことですよね。モチベーションという言葉ひとつで僕は沢山の事象を見て、学び、実践してきました。
そこで、ハリー・レビンソン(ハーバード・メディカルスクール 名誉教授)は、ハーバード・ビジネスレビュー誌にて以下のように書いたのでシェアします。
「従業員は、自分の仕事に何を要求し、なにを望んでいますか? 従業員の要求と望みは年ごとに、どのように変わっていますか? そのような要求や望みが、企業目標のなかで、如何に吸収されているのだろうか? 企業の責務は、人間の欲求というものを、まず第1に理解すること。 ついでに、従業員と共に、人間の欲求が、その企業の中で、 どのように上手く噛み合っているかを査定し、企業として、 やらなければならないことを、どのように果たしているにある。」
これらの言葉を読んだときに、僕は正直まるで親子のような印象を受けました。僕は以前も書いたかも解りませんが子育てから多くのことを学びました。
子供が、どうして欲しがっているのか?それは年々、変化していきます。
そして僕自身が、ちゃんと子供を理解しないと親子関係が、ギクシャクしてきます。そして、ちゃんと褒めることも大切です。もちろん厳しいフィードバックも。
これを読んでいる方々の多くは、ロイスからマネジメントを学ぼうとされていると思いますがその根本的な例として、ひとつ親子関係で従業員を捉えてみると、もしかしたら問題の一つは解決するかもしれませんね。
出来れば、一度、試してみてください(^^)