マネジメント 2017/03/21

スコアキーピングとゲームの違いとは?

FROM:本郷卓也(GrowthU認定コーチ)

先日、子供たちとゲームをしました。

今は、子どもたちに任天堂のゲームが大人気ですね^^;
僕も子供のころは、よく友達の家で長い時間ゲームをやっていたのを思い出します^^;

一番、覚えているのが「ファミスタ」と呼ばれる当時、流行っていた野球ゲームですね。また同じ時期に、ほぼ全員と言って良いぐらいドラゴンクエストというロールプレイングゲームもありました。

誰が最初にクリアしたとか、レベルが、いくらになったとか学校に行けば、そんな話ばかりで新しいドラゴンクエストが出たら学校を休む子までいてとにかく常に誰かと何かで競っていた気がします。

今回、子供たちとやったのは『Splatoon(スプラトゥーン)』と言われるゲームで内容は、陣取りゲームです。通常、自宅でやるときは個人同士の対戦なので風船を割った数を競うゲームになります。

昔と違って今は、ネット対戦があるのでその場合は、チーム同士の戦いで、相手チームと自分のチームとで陣地に色を塗っていき、自分の陣地を時間内に出来るだけ広げる遊びです。

ゲーム中は、ネット対戦にしろ個人戦にしろ自分のチームや、プレイが相手に勝っているか負けているか常に表示されているので、時間が経つごとに自分が相手に負けていると焦りが出てきますし、勝っていると優越感があります。

なので子供達たちは常に、僕の点数を意識していて、それらを態度で示します。勝っているときは、「や〜い」とか言って、お調子者になり負けているときは、「ずるい〜もう嫌や〜」と文句ばかり言います。


何回も僕と対戦して、負けが続けば悔しがり「練習する!」と言って、ネット対戦で経験を積もうとし黙っていたら何時間でもしそうな勢いです。

なぜなら彼らは、「どうすれば、お父さんに勝てるか?」をずっと考え、勝てた時は「優越感」という気持ち良さを得られるからです。

実は、ここが「スコアキーピング」におけるポイントの一つになります。やっている本人が、「どうすれば勝てるのか?」を試行錯誤する。


それをやっている根底にどういったワクワク出来る楽しさがあるか?


言ってしまえば、どこに楽しめる数字を見つけられるかです。

仕事の場合であれば、売上が好きな人は、それを見るでしょうし顧客満足度であれば、顧客対応の結果を日々、測れるかと思います。そして、それが達成した時に、どんな気持ち、感情になるか?

子供たちは、お父さんに勝てた時、「優越感」を感じそれが、とても気持ちが良いという事を彼らは知っているのでそれがモチベーションに繋がります。

もし、あなたの部下がモチベーションが上がる数字を見つけられなかった場合、あなたが優れたコーチ役になってあげ、部下に「1人で考えるより、一緒に考えよう」と言ってあげてください。


そうすると、仕事=楽しめるゲームになるかも作れるかもしれません。

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