マネジメント 2016/12/13

あなた、顔に書いていますよ、、、

FROM:本郷卓也(GrowthU認定コーチ)

よく使われる言葉で「あなたの顔に書いてありますよ」という言葉。
これは人は、必ずと言って良いほど誰かに言われた言葉では無いでしょうか。

先日、あるスーパーマーケットで買い物をしていて
レジで凄く並んでいました。

「仕方ないから気長に待つか」と思い、しばらく並んでいました。

ふと周りを見渡すと、他のレジでは比較的だが流れが早い。
でも、自分の番までは後少しだったので気にせず並び続けました。

「レジ打ち係が新人アルバイトなのか
 もし、そうだとしたら不慣れなんだろう」

と思い、応援するつもりで気長に待ち続けました。

そして、ようやく僕の前の人の順番になって
そのアルバイトらしき、彼の顔が見えた。

すると、、、

見るからに、やる気がない態度で接客をしていたんです。
もう見るに堪えないぐらい、だるそうで覇気が感じられない。
お客さんとのやり取りも、正に「顔に書いてあるぐらいヤル気がない」と言わんばかり。

これだと他のレジより長く時間がかかる訳だと納得しました^^;
レジでバーコードを通すスピード、カゴに入っている商品を
別のカゴに移すスピード、会計のスピード、、、

何をするのにも遅い、、いや、だるそう。。。
ここのマネージャーがどうして彼をレジに担当させたのか
それは別の話として、おそらく彼が楽しんでいないことは明らからです。

つまり、「楽しくない仕事だ、これは自分に合っていない仕事なんだ」と
まさに”顔に書いてあったんです”。

この接客応対されているお客さんは、正直
良い気持ちはにはなれません。

むしろ目の前のお客さんを見ていると、少し苛立ちが見えました。
これも”顔に書いてありました”w

最近、読んだ書籍に面白いことが書いてあった話ですが
人間の顔は全身の神経の末端、過敏点で埋まっているそうです。

この過敏点を結ぶと過敏線となり、それが「人相」となるそうです。
つまり、その人の精神状態、健康状態を顕微鏡で見るのと同じぐらい解るそうです。

そう、まさに「顔に書いてある」って本当かもしれませんね^^;

それを読んで、ふと自分に置き換えた時に色々と考えるものがありました。
自分が持っているチームにとって、悪影響になりそうなことが出ていだろうかと^^;

また、ロイス達と話していると、ロイスの顔は常に素晴らしい表情をしているので
意識的に、自分も見直してみた方が良いと思い直しました。

やはり、経営者としては対面で話す機会が非常に多いので
こうした事も意識するのも良いかもしれません。

似た話にはなりますが、ある社長が打ち合わせに遅れて来たので
何故、遅れてきたのか世間話程度に質問してみると、どうやら
打ち合わせの前に開かれていた会議でトラブっていたので次の打ち合わせに
入る前に、鏡の前で自分の顔を見て気持ちを切り替えていたら遅くなったと。

こういう社長みたいに、意識するのは素晴らしいことだと僕は思います。
この話は、とても参考になりました。

顔は確かに気持ちの切り替えで、幾らかの調整は出来ます。
ただ、どうしても出来ないことがあるんです。


それは、あなたの”後ろ姿は、ごまかせない”ということです。


いくら鏡を見て、自分で表情を変え、納得が行く表情をしても
その人を素直に表しているのが後ろ姿なのです。

人から見える後ろ姿を自分で、チェックするのは難しいです。

例えば、映画でも後ろ姿には、哀愁が漂うとか日本語では様々な表現があります。
それと同じで、あなたが社長として素晴らしい後ろ姿をスタッフに見せることが
人を、リードするのに解りやすいのではないでしょうか。

いくら、朝礼で正しいことを述べていても
スタッフは常に、あなたの後ろ姿を見ます。

やっていることに一貫性あるのか、または違うのか。
もっともらしい事を言っているが、日々の後ろ姿を見ていると
どうも違和感を感じるとか。

あなたが、会社やスタッフにとって素晴らしいことを
取り組もうとする姿勢が、同じ会社で働くスタッフにとって
感動を与え、それを見たスタッフが胸を打たれる。
つまり社長が、スタッフである自分たちが働く環境にとって良いことをしてくれている。
「そこまで社長が頑張ってくれているなら、自分達も会社にとって頑張ろう!」と。

ロイスが日頃から言っているコミュニケーションの重要性は
こうしたところにもポイントがあると僕は思います。

顔を見て交わすコミュニケーション、そして
後ろ姿という姿勢から与える影響力あるコミュニケーション。


あなたは、どんなコミュニケーションをスタッフと取っていますか?


P.S.
もし、あなたが影響力あるコミュニケーションを
正しく知りたいと思うのであれば、このビデオは影響力ある
コミュニケーションを知るのに良い機会だと思います。

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