マネジメント 2017/09/12

社員に「やれば出来るんだ!」と思わせる方法

先日、スケーリングアップの1Dayワークショップを
少人数限定で、開催させて頂きました。

ご参席いただきました皆様、ありがとうございましたm( )m

1回目では、様々な意見交換をさせて頂きましたし
2回目では、新たな発見もあり私としても非常に有意義な時間でした(^^)

また、それとは別に皆さんの反応を見ると
僕自身が体験、経験した話に興味を持ってくださることも
解り、とても嬉しかったです。

自分の歴史・・・とまでは言いませんが
これまで多くのことに関わった事で
たくさんの経験談を話すことが出来ます。

例えば、、、
海外で丁稚奉公した苦労話。
起業したての頃の苦労話。
雇用が増えてきた時の苦労話。
融資を受けた時の苦労話。
リーマンショック時の苦労話。
会社を売った時の苦労話。

なんて苦労話ばかりじゃありませんけれどw
皆で、一丸となって目的を達成した事や楽しいことも
沢山あります。

こうして振り返ってみると、本当に諦めずに続けられて幸せ者です。
これも周りあっての事なので、ただただ感謝です。

もちろん何度も挫けそうになったり、諦めそうになったりも
たくさんありましたが、今で言えば「レジリエンス」というのを
持ち合わせていたからかもしれません。

このレジリエンスという言葉も、おそらく5年前ぐらいに
あるコンサルタント会社に勤めていた友人から「アメリカで注目されている」と聞いて
色んな本を読み、知った言葉でした。

元々、物理学の用語だったみたいですが
今では心理学用語としても活用され、ビジネス書籍でも
色んなレジリエンスの書籍が出ていますね。

レジリエンスとは何かと聞かれ
ひと言で答えるとしたら、「折れない心」ですかね(^^)

こうして思うと昔の人は、本当にレジリエンスの固まりを
もった人だらけだったような気がします。

有名なエピソードとしては、戦時中
軍から支援を依頼され、軍用機部品を納品したりしていた頃の松下幸之助。

戦後、その事が軍需産業の一旦を担ったと指摘されGHQから
制限指令を受け、会社の資産は凍結され、当時の会社全体の巨額な負債だけが残され
過去30年間で貯蓄した財産も全て失うほどまでになりましたが、それでも巻き返して
今日のパナソニックにまで大きく成長しました。

もちろん一時は、眠れない夜も続き、睡眠薬を飲んだりもしたそうです。
それでも結果、心が折れずにやれたのも当時、高次の目的(高い次元)を見出し
後に、PHP研究所が発足するまでに至りました。

なぜか?なぜ、そう出来たのか?
こういう疑問を昔、僕も持ちました^^;

経営をしていると多かれ少なかれ様々な問題が起きて
メンタル、つまり心が折れそうになります。

だって、辛いことは本当に辛いですもんね。
僕も、上記で書いたように何度かありました。


そこで今日は、誰でも出来るレジリエンスの第一歩を紹介できればと思います。

実は日頃、メルマガでも伝えている「思い込み」が関係するんです。

思い込みは、昔に起きた出来事・経験から根付いたものが多いですが
上手くコントロールしてあげる、つまり逆手に取れば自分に有利に働いてくれます。

その訓練については、また改めてお伝えさせて頂ければと思いますが
今日、お話しする第一歩というのは「心が折れそう」な時に
そう思い込んでしまっている自分に気付くことです。

まずは、ここからです。

気付くという事は、7つの習慣や
ロイスが言っているような「刺激と反応の隙間」に気がつけます。

そこに気づけば、訓練して「思い込み」をコントロールし
「折れない心」つまりレジリエンスを働かせることが出来ます。

簡単に言ってしまえば、、、

ネガティブな出来事が起きて、ネガティブな感情を持ってしまうのが自然な流れですが
そのネガティブ感情は、過去に起きた出来事や経験から根付いたものなのです。

その思い込みをコントロールし、ポジティブな感情やレジリエンスを働かせるというものです。

レジリエンスを、社員も持てば「やれば出来るんだ!」と自己効力感を持ち
目標達成に向けて、めげないチーム作りが出来るようになります(^^)

もし、ご興味があればレジリエンスを調べられてみてください。
きっと「折れない心」の構築に役立てると思います。

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