マネジメント 2017/05/15

4つのフォーカスエリアのうち、どれ?



コヴィー博士にまつわるトピックだったら、とても沢山話ができます。本当に教養のある、頭の良い人でした。とても無限大の頭脳と広い知識を持っている人でした。いつも驚かされていましたよ。そして、頭脳を育んでいくことの重要性を常に強調して、人々に語っていました。個人の継続的成長における知性・頭脳の面、とも言えるでしょう。

以下の4つのフォーカスエリアのうちの1つですよ。

・肉体や物理的な側面
・社会、情緒的な側面
・知性、頭脳の側面
・精神的な側面

コヴィー博士は本を読んで、それについて人とディスカッションするのが大好きでした。時間を捧げて問題解決をしたりもしていました。ある時、博士が、世界に良い影響を与えることをしたい、と言っていたことを覚えています。博士はそれをやり遂げましたよね。

では、知性、頭脳の側面がなぜ重要なのか、博士はどのようなことをしていたのかを見ていきましょう。博士がこのトピックについて話す時、8割は「読書がいかに価値ある活動であるか」ということから話を始めていました。

さて、今日の世界で、読書も変化してきています。今は、書籍だけではなく、インターネットでも色々読みますよね。
ブログや、その他の様々な情報もオンラインで読むでしょう。コミュニケーションのプラットフォームが多くなりすぎて、私たちを圧倒してしまうほどです。皆さんは違うかもしれませんが、1つのプラットフォームをチェックするだけでも私の時間の多くを使ってしまうようになっています。ですから、誰かと協力しあったりコミュニケーションする時には
自分の仕事や家族に悪影響を与えない方法を限定して選択する必要があります。

とはいえ、現代のコミュニケーションは素晴らしいですよ。特に、知性の観点から素晴らしいと思います。先日、私の孫娘が4~6週間ほど入院することになりました。病院を離れることができなかったのですが、オンラインの学習コースを受けることができました。自分に合ったメディアやツールや方法を選んでコミュニケーションをするようにしてください。

なぜコミュニケーションという言葉を強調するかというと、コミュニケーションは知性面・頭脳面においてもとても大事なことなのです。それによって、物理的な結果ももたらされるのですから。コヴィー博士は、読書も研究もコミュニケーションも大好きでした。読書に関して言えば、博士は独自の読書法を生み出しました。それによって、速く効率的に読めて、しかも効果も高い、という方法です。博士はこの速読法によって、毎週とても沢山の本を読むことができました。

あなたはどうか分かりませんが、私だったら、1週間の内に1~2冊読めたら結構満足します。でも博士は、それ以上に読んでいたんです。ただ、実際に何冊読んだかよりも重要なことがあります。それは、彼が貪欲な読書を継続し、それらの読書から学んだことを研究し、周りの人々にシェアし続けた、という事実です。

あまりに沢山の本を読んだため、新しい本を読んでも、すでにその内容を知っている、ということも頻繁にありました。そのコンテンツだったら、博士自身が書いたり教えたりできるほどに。ですから、あなたもぜひ読書をしてください。今まであまり読書の習慣がついていない方は、まずはあなたが興味の持てるトピックや、あなた自身が継続して成長していく助けになりそうな分野から始めてみてください。

例えば、ガーデニングに興味がある場合は、ガーデニングの分野から始めてみてください。まずは1~2冊読んでみてください。そうすれば、その分野で学べることが沢山あることが分かりますよ。もしくは、ITに興味がある場合。
これもまずは本を読み始めてみれば知識が高まって、今の仕事でも成功することができるようになります。

また、音楽や詩も忘れないでくださいね。これらも、あなたの知性・頭脳を高めてくれます。あなたがやりやすい方法を見つけてください。毎日・毎週時間をとって、読書をし、学び、それをシェアする習慣をつけてください。そうすれば、この世界に存在している知恵をあなたの中に吸収し、あなたはより成功できるようになるでしょう。

ありがとうございました。

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