プレゼンでこんな言葉を使っていませんか??



From:西埜巧祐
@六本木のスタバより・・・

六本木で買い物する前に、スタバに入りました。仕事をするためです。入ったタイミングはgoodタイミングでした。というのも、次から次へと席が埋まっていく…。あのタイミングで入っていなければ、もう座れなかったでしょう。

座った席は、どうも隣同士が近く、隣の人の会話が聞こえます。印象的なのは、隣のカップルでした。外人と日本人です。男が外人。イングランド出身みたいなかっこいい感じです。女性が日本人でした。

そこでの会話は、外国語だったんですね。


早いから聞き取れていませんが…


5分、10分ほど話していました。僕は注文を済ませて、iPhoneでスラックをチェックしていました。少しグダグダしたのは認めます。が、ずっと隣で外人のカップルが話し続けているわけです。

何を言っているかよくわかりませんが、まぁ楽しんでいると思いました。とにかく英語。どっか行ったみたいな話をしていると思うのですが、、、全然わかりませんでした。

女性は笑顔で頷きながら、会話をしているようでした。僕はBoseのイヤホンをPCにつけました。そして、いつもの仕事用のプレイリストを回そうとしたその時、女性がこんな言葉を言いました

「そろそろ、日本語で喋ってよ。何言っているかわからない」


お前もわからんかったかい!!

関西仕込みのツッコミを食らわしたかった。が、これをすると、生粋の関西人から、エセ関西人が!と逆ツッコミをもらうので、控えた。

女性が日本語で喋ってと言ったので、男はしどろもどろの日本語を喋ります。「この前和歌山行ってさ、。、、 〜やねん」。変な関西弁使うし、僕からしたら、何を言っているかわかりませんでした。

より一層、よくわからなん会話になっていたということです。

女性が「わからん」と言った時に、ツッコミ入れたくなりましたが、大人なのでやめました。代わりに耳にイヤホンをツッコミました。10分くらいの会話は、ずっとわからないような感じだったようです。

相手がわからない言葉で喋っていたら、何も伝わることもありませんよね。でも、これは日常会話だけじゃありません…。

プレゼンも同じ


プレゼンもそうです。講師が喋る言葉もそうです。意外に思われがちですが、参加しているお客さんは、意外に専門用語を知りません。僕らは日常的に使う言葉で「プラットフォーム」という言葉があります。これは、セミナーセールスや説明会販売の意味で使うのですが、あまり知られていません。

だから、セミナーで喋るときは、意図的にわかりやすい言葉で「セミナーセールス」「説明会販売」というふうに砕いて話します。わかりやすい例ですが、そういうことです。

他にもヘッドラインという言葉があります。これは、広告の見出しの意味です。でもこれもそうなんですよね。専門用語です。普通に思われるかもしれませんが、一般的には「見出し」と使われることの方が多いのです。

セミナーに来るということは、勉強したいという意思があるわけで、講師と同じ知識量を持っているとは限りません。だからこそ、相手が知っている同じ言葉を使う必要があります。

外国語を喋ってたら、日本人には伝わらない


さっきの外人カップルのように、男だけがわかる外国語を喋っていたら、日本人である女性に、話したいことは伝わらないですよね。

プレゼンも同じです。伝えたいことがあるのに、ちょっとした言葉のズレで、伝わらなかったら、もったいないと思いませんか?

ちょっと、言葉を直すだけです。それだけで、言いたいことが相手に伝わります。ぜひ、確認してみてください。お客さんに対して、外国語を喋ってしまっていないかを・・・。


ー西埜巧祐


関連記事