(後半)Good,Great Copy-6つの違い
From:西埜巧祐
@渋谷のスタバより・・・
先週の続きです。Goodなコピーと、Greatなコピーにはどんな違いがあるか?その7つの違いをお伝えします。これを意識するだけでも、出来上がるセールスレターの質は全然違います。
違い④
Good copyは、汎用性がある
Great copyは、独自性がある
汎用性とは、使い道がたくさんあるということ。独自性というのは、そこでしか使えないということ。つまり、Goodなコピーというのは、他の商品でも使えてしまう。でも、Greatなコピーは、その商品でしか使えないコピーということです。
単純な話に思えるけど、実はとても重要な違いです。実際、レビューをすると、ほとんどのコピーは、、、他の商品でも使えてしまう。驚くかもしれませんが、事実です。独自性がないというと、どんな弊害があるだろう…?良い例が思い浮かばないので、端的に言ってしまうが「注意を引けない」ことにあります。どこにでもあるものには、人は注意を持てません。
例えば女の子が、髪の毛を微妙に切る時がある。男の心理からいうと、「そんなのはわからない」。それは、違いが見えづらいからだ。でも、ロングヘアーから、ショートヘアーにしたら、一発でわかるよね。それは目に見えて違うから(気づけない男は僕です)。
独自性がないコピーは、誰からも注意を向けられません。注意を引けなければ、セールスライターならわかる通り、「お・し・ま・い」ということです。
だから、書くべきコピーは「その商品にしか使えないコピー」を書くこと。それがGreat Copyです。
違い⑤
Good copyは、書き言葉
Great copyは、話し言葉
セールスレターは、小説を書くものではありません。気の利いた言い回しとか、それはいらないのです。実際、広告の神様も同じことを言っています。よくセールスレターを書くとなると、身構えて書き言葉になってしまいます(僕もそう)。
でも、それでは相手に響きません。ブログを書くように、セールスコピーを書くことが必要になる。だから、相手に響くのです。海外の広告を読んでみると、面白いことにわかりやすいんですね。たまに文法違うんじゃない?というものあります。
書き言葉は本人の心が入っていない。そうじゃなくて、話し言葉で。。。
「隣にいる友人に売るように、コピーを書こう」
隣にいる友人に売るなら、なんて売るのか?それが書かれているのが、GreatCopyです。
違い⑥
Good copyは、テキストアピール
Great copyは、ビジュアルアピール
気づきましたか?前回、今回の記事にはビジュアルが豊富なことを・・・。「1枚の絵は1000の言葉を語る」という言葉の通り、ビジュアルで伝えられる情報量は、驚くほど多いです。例えば、何か南国にいける旅行のコピーを書くとしましょう。
「透き通るコバルトブルーの海。素足で歩くとじりっと熱い白い砂浜。カンカンと晴れた空。カラッと涼しい暑さ。心地よい風で揺れるヤシの木・・・」
と言葉で説明されるよりも、、、
ビジュアルで説明をすれば一発な訳です。他にも、例えば投資で値動きの説明をするよりも、明らかにチャートを見せれば一発で相手に伝わります。特にウェブの世界では、ビジュアルがモノを言います。
なぜなら、お客さんはインターネットで複数のタブを開き、イヤホンで音楽を聴いていて、傍にスマホを置いて、美味しいジュースを飲んでいながら、見ています。注意散漫な状況です。
セールスレターの文字を一字一句、きちんと読んでいるわけじゃないのです。パッと読み進めているのです。その時に、気になった部分を読み、また文章から離れて、また気になった部分を読む、、、という読み方をしています。
そんな時に、ビジュアルで要点を伝えることができれば、相手に伝えられる情報量を多くできます。そして、よりきちんと相手に伝えることができます。
なので、書いたコピーをビジュアルにできないか?それはセールスレターを書いている時に、常に検討するべきポイントなわけです。文字だけじゃなく、ビジュアルでもアピールをする。それがGreat Copyです。
まとめ
1.複雑ではなく、シンプルなコピー。
2.ロジカルではなく、エモーショナルなコピー。
3.疑われる文章ではなく、納得できるロジカルなコピー。
4.汎用性があるコピーではなく、独自性があるコピー。
5.書き言葉ではなく、話し言葉
6.テキストアピールでなく、ビジュアルアピール。
という6つの違いをお話ししました。あなたが書くコピーが、大ヒットするコピーになれば、幸いです。
ー【ザ・レスポンス】西埜巧祐