(前半)Good,Great Copy-6つの違い


From:西埜巧祐
@渋谷のスタバより・・・

今日の記事では、予告した通り、私が去年学びになったセールスライティングの気づきをお話ししようと思います。これは、今年、、、というかずっと使える知識であり技術です。

セールスライティングの知識なくして、ウェブで売上をあげるのはほぼ不可能に近いです。ビデオやウェビナー、いろいろなものが出ていますが、結局あなたの考えや伝えたいことは、文字を通して伝えるものです。(ビデオだってスクリプトですよね)

であれば、今年もセールスライティングにフォーカスすることは変わりません。去年、私自身が学びになった本に書いていないセールスライティングの知識をお届けしたいと思います。


違い①
Good copyは複雑
Great copyはシンプル


コピーとは、彫刻を作るようなものだ。1つの大きな情報という塊から、無駄なものを削ったものが、コピーになる。世界Topセールスライターであるダン・ケネディは、コピーを書くことについて、こう語りました。個人的には、とてもうまいなぁと思い、未だに心に残っています。

コピーを書く前に、経験豊富なライターは、リサーチに時間をかけます。そのリサーチで得られた情報は、本当にたくさんあります。ノート1枚なんて、余裕なんじゃないだろうか・・・。

が、その情報全てが、セールスレターや広告に反映されるわけじゃありません。そんなことをしたら、カオスです。ただでさえ400ページの本を読む人が少ないというのに・・・。そのたくさんの情報から、削ることが必要なわけです。削って削って削って、残ったものがセールスレターになります。

が、Goodなコピーには余計な情報が多いです(余分な情報が多すぎたら、GoodCopyとは言えなくなる。もはやBadcopy)。自明なのに、繰り返し言ってしまう。余計な形容詞がある。副詞が多い。。。など。

こういう余計な情報があると、人は複雑に感じて、読むのがしんどくなります。逆に、シンプルというのは、余計な情報がありません。例を見てみると、わかりやすいと思うので、紹介しましょう。

例えば、
『ついに発表!今までにない究極の、注意を引きつける、ヘッドラインを書く3ステップ』

こんなものはあるわけないですが笑。出したところで売れません。正直、ここで意味がある言葉は「ヘッドラインを書く3ステップ」くらい。

「今までにない究極の」→ありふれているし、誰も見向きはしません(理由は、お分かりの通り、どんな商品でも使えるから)。もし後輩がこんなヘッドラインを出してきたら、目の前でビリビリにコピーを破くしかありません笑

「注意を引きつける」→一見、良さそうに見えるが、実はだめです。なぜなら、ヘッドラインを書くという時点で、注意を引きつけるは自明のはずだからです。

「ついに発表」→あってもなくてもわかります。

つまり、ここで意味がある言葉は、すごい短いのです。
『ヘッドラインを書く3ステップ』

そう。これだけです。もちろん、これをそのまま出せばいいわけじゃありません。が、自分で余計な情報やコピーを付け足してしまっていたら、コピーはその分複雑になり、読まれなくなってしまうということです。

どう言うかよりも、何を言うか。
by デイヴィッドオグルヴィ

良い素材を集めて、その素材を活かしましょう。余分な情報がなく、シンプルに書かれているコピー。それがGreatCopyです。


違い②
Good copyは、ロジカル(論理的)
Great copyは、エモーショナル


もし教科書と小説を読むなら、どっちの方が読みやすいでしょう?きっと、教科書の方が読みやすい!という人はいないはずです。それよりも、色々な情景や感情が表現される小説の方が読みやすいのではないでしょうか。

セールスレターも同じです。

論理的に正しい文章が続くと、人は退屈して、読むのをやめてしまいます。理想は、読みながらモチベーションが上がるセールスレターです。読めば読むほど、面白い。どんどん読み進めてしまうセールスレターです。

面白いもので、歴史上成功したセールスレターは、とても読みやすく、そして面白いです。「え、まじで!」と驚くような情報が含まれていて、どんどん読み進めてしまいます。

最近あった面白いヘッドラインがあります。
「医者が驚くような事実を告白…
 「私はこの20年間、グラス一杯の水も飲んでいません」」

というもの。うる覚えではありますが、こういうヘッドラインは驚きますよね。そしてそのあとの情報も読みたくなります。この読みたくなるというのがポイントなのです。論理的に正しい文章は、面白みがありません。感情を刺激して、人が「続きを読みたい」と思えるコピー。それがGreatCopyです。


違い③
Good copyは、根拠が弱い。
Great copyは、納得できるロジカル(論理的)なもの


さっきと言っていることが逆じゃない?と思うかもしれませんが、あえてです。たしかに、Great Copyは読むとモチベーションが上がります。読んでいて楽しくなります。そして書きたくなります。それは感情が刺激されているからです。

ですが、感情が刺激されている。それが良いコピー!と思うなかれです。よく、みられるコピーは、ただ感情だけを煽って売っているコピーです。でも、GreatCopyは読んでいて、とても納得感があります。商品を買うべき理由を、論理的に正しくプレゼンしています。

それも驚くくらいにです。ある医療系では、実験データをもとに。ある投資系では、市場調査や値動きを見せたり、ビジネス系では、統計を見せたり、、、と。

こういう主張に対する根拠が薄いと、読み進めたとしても最終的に購入は結びつかないのです。読めば読むほど、相手が納得してくれる。商品が欲しいと論理的に思えるようになる。それがGreatCopyです。

少し、記事が長くなってしまいました。続きはまた来週お伝えします。ではまた


ー【ザ・レスポンス】西埜巧祐


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