他人の意見は聞くな


From:山田光彦

「他人の意見は聞くな」

これは、最近アカデミー賞を受賞された辻一弘さんの言葉。映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で特殊メイクを担当して、主演の方をチャーチル本人そっくりに変身させました。

僕も予告編の映像を見てみたんですが、特殊メイクをしているようにはまったく見えませんでした。

ここをクリックすれば、予告編が見られます

辻さんは以前にも何度かアカデミー賞にノミネートされていたようなのですが「わがままな役者に疲れてしまって」という理由で、映画の世界からは離れていた、とのこと。でも、今回ある俳優さんから熱烈なオファーを受け、復帰。そこで日本人初のメイク部門でのアカデミー賞の栄冠を手に入れました。

いやー、辻さんのように世界で活躍する日本人を見ると、なぜか嬉しい気分になりますね。

そして、その辻さんが言っていた言葉の中で、印象に残ったのは「他人の意見は聞くな」というもの。もう少し詳しく説明すると、この言葉は、辻さんが、若者へのアドバイスとしていった言葉で、趣旨は、、、

「自分のやりたいことは自分が一番よく知っている。だから、他人の意見をどんどん入れていくと、どんどんズレてくる」

これを聞いて、マーケターやセールスライターと似たところもあるけど、ある意味、真逆のところもあるな、と思ったんです。その違いの根本的な原因はビジネスと芸術の違いなんだろうな、とも感じました。(もしかしたら、天才と凡人の違いかもしれませんw)


マーケター・セールスライターの仕事


マーケターやセールスライターの仕事は、自分のビジネスで、このスキルを使うケース以外は、クライアントの商品を売ること。クライアントのために仕事をすることになります。

となると、自分ではなく、クライアントの商品をより魅力的に見せる。クライアントからアイデア(の原石)を見つけ、磨き上げる。クライアントのやりたいこと実現にするために仕事をする、ということになります。

まあ、自分のやりたいことがまったくできないか、といえば、もちろんそんなことはありません。ですが、クライアントのため、というベースがあって、その上で、自分のやりたいことをやる、という感じです。


直感v.s.事実・批評(レビュー)


だからこそ、僕たちマーケター・セールスライターは商品や顧客などをリサーチして、どんなセールスレターを書けばいいのか?どんなマーケティング・プランを作るのか?を決めていきます。そして、書いたセールスレターをレビューしてもらい、修正します。

すでに商品や顧客などを詳しく知っているということでなければ、リサーチせずに書くということはありません。自分が100%納得できるものでも、商品を誰も買ってくれなければ、ビジネスとしては、まったくダメですからね。事実をベースにして、きちんと実行するからこそ、ビジネスとして成り立つ確率が大きく上がります。

うちのセールスライターで言うと、スキルがすぐに伸びる人とそうでない人の大きな違いのひとつに、レビューをどんどん受けるタイプか、1人で仕事を抱え込んでしまうタイプか?ということがあります。もちろん、スキルがすぐに伸びるのは、レビューをどんどん受けるタイプです。


自分のアイデアv.s.過去に大ヒットしたアイデア


自分で大ヒットするアイデアを思いつくこともあるかもしれません。ですが、それよりも、過去に大ヒットしたセールスレターのアイデアを売る商品に合わせてアレンジして使う方が、ヒットする確率も高いですし、ヒットの確率も安定します。

過去に巨人といっても過言ではない、天才たちがすごいセールスレターを書いてくれています。なので、その巨人たちの力を借りた方が、そりゃヒットする確率も上がります。

最後に、、、

「私がさらに遠くを見ることができたとしたら、それは単に私が巨人の肩に乗っていたからです」
By ニュートン

(巨人というのは、先人が積み重ねた発見のこと。それがあるから、新しいことを発見できる、的な意味です)

ー山田光彦


PS.
過去に大ヒットしたセールスレターをどうやって活用して、売上を上げるのか?ということをテーマに、今、西埜さんが色々とビデオを作って公開しているようです。なので、さらに詳しく知りたい方はこちらビデオを見てみてください。

ビデオ1
https://pages.theresponse.jp/template-ver-3-video1/

ビデオ2
https://pages.theresponse.jp/template-ver-3-video2/

ビデオ3
https://pages.theresponse.jp/template-ver-3-video3/

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