マネジメント 2017/01/05

小さく満足してると潰れる


From:小川忠洋

「食べられればいい」と小さなところで満足していると
そのうち大手にやられて倒産してしまう by ニトリ

これ、けっこうな人から聞く言葉だけど、
食っていければいい。なんて思ってたら、本当にダメ。

なんでかって言うと、どんな業界も、
かならず競争が起きるわけで、最終的には大きな会社しか
残らなくなっていくのが、一般的な流れ。

例えばコンビニ。
コンビニってセブンイレブンが来る前は、
近所の酒屋とかだったわけでしょう?

昔は、そういう近所のお店が小さくやっていけてたんだけど、
コンビニの登場によってあっと言う間に淘汰されてしまったわけ。

こういうのって、歴史を調べるとどの業界でも起きてることで、
産業ができていく中で、最初は、小さい会社がたくさん跋扈する
群雄割拠の時代が続く。そしてしばらくすると、それが大手何社かに
統廃合をされていって、小さな会社が生き残ることはかなり難しくなる。

銀行もそうだし、自動車産業だってそう。
冒頭のニトリの家具業界だって、3、40年前に一緒にやってた
同じ業界の社長たちは今は、ほとんど残ってないそう。

いまは小さい会社ばかりの業界だっていずれはそうなるだろう。

そうなってからでは、もう遅い。
そうなる前から手を打っておかないと。

今の事業を続ける唯一の方法は成長し続けて、
会社を大きくして、危機に耐えられるようにすることじゃないか?
あるいは、統廃合される側じゃなく、
統合する側になるくらいに成長させることじゃないか?

覚えておいてほしいんだけど、
「食っていければいい」なんて考えを持ってる社長にも会社にも
何の魅力もないからね。だから、ろくな人材が集まってこないよ。

チャリンコと同じで、
ゆっくり走るより、思いっきり走った方が、
簡単なのかもよ。

どんな状態でも現状に満足しちゃダメだ。
常にもっともっと成長するってことを考えないと。

あなたの事業は、あなたの会社は、
もっと大きくなるべきだ!

ーおがわ

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