見込み客の心の奥深くまで行ける切符
〜Weekly Quote〜
あなたがいつから私をフォローしているかによって、もしかしたら今から言う引用を聞いたことがあるかもしれません。
「個人的問題だと思われるほとんどのことは、 だいたいにおいて一般的な問題だ。」
繰り返します…
「個人的問題だと思われるほとんどのことは、 だいたいにおいて一般的な問題だ。」
つまり、「ほとんどの人が自分だけが感じている。」と思っていることが、だいたい皆にあてはまるのです。
どういうことでしょうか?
なぜこの引用はそんなに重要なのでしょうか?
私はこれを以下のように理解しています。
心の中にある不満、衝動、欲望、心配、不安・・という自分自身に対する感情は、想像以上に多くの人々と共有できる、普通の感情なのだということです。
自分に対する疑念や心配は、自分だけの生まれつきのものと思うかもしれませんが、、本当は思ったより多くの人が抱えているものなのです。
でも、これらの感情を他の人と共有するのは嫌なものです。それゆえ、他人にもそういう感情があることに気づかないのです。
これは、見込み客の頭の中に入り込むための大きなヒントです。
おそらく、共有できる面があるでしょう。同じ市場にいればなおさらです。
私の例を挙げましょう。
チャンス追求型のインターネットマーケターだった私にとって… 見込み客やクライアントの頭の中で、何が起こっているのかを把握することはとても簡単でした。
というのも、自分の頭の中で起きていることを理解できていたからです。これにより次に進むことができます。 自分自身の頭の中で起こっていることに気づいている人はほとんどいません。
自分の行動に理屈を付けることは得意ですが、何がその行動を駆り立てているのかについて、立ち止まって考えようともしません。
自分を行動に駆り立てるものについてじっくり考え、自分の頭や心の中を奥深く掘り下げてその正体を見つけようとしなければ、何が引き金になって物を買ったり投資したりするのかという、本当の理由は分からないままです。
この状態では、見込み客が何を考えているかを解明することなど到底できないのです。なぜなら、自分のことも分からないのに、見込み客のことが分かるはずがありませんから。
私がこれまで作ってきたウェブセミナーや、書いてきた無料レポートに対して、一番多かった感想は、私が参加者のすぐ側に立っているかのように感じたということ、そして参加者が感じている不満や負の感情を、私が参加者以上に深く理解していた、というものです。
これは、私が参加者と同じような状況を数多く体験してきたという事実があるからで、自分自身のふるまいについて、おそらく他の人よりたくさん洞察してきたからこそ得られた評価なのです。
これはとてつもなく重要なことです。
なぜなら第一に、今までも言いましたが、これこそがあなたの見込み客の心の奥深くまで行ける切符だからです。
あなたはどうでしょうか? 自分自身の感情、そして見込み客の感情を、深く見つめることができているでしょうか?
「個人的問題だと思われるほとんどのことは、 だいたいにおいて一般的な問題だ。」
これを忘れないでください。
-大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン