戦略 2017/12/27

専門家でさえ、私の話を聞きに来る理由



それから、ビジネスを戦略的に考え、利益モデルを作り、システム化するために必要なすべてを改善、文書化するのに6ヵ月を要しました。

これをやり終え、モニターでコーチングプログラムをスタートさせました。25人のインターネットマーケターをクライアントとして受け入れましたが、結果は驚異的というほかありませんでした。

最初の8ヵ月だけで、彼らのビジネスは約30億円も上積みされました。

次の8ヵ月でさらに7億円伸びました。そして今も伸び続けています。

しかし、収入の増加というのは片面でしかありません。収入は増加しているのに、彼らの働く時間は驚異的に減少したのです。

2人のクライアントは、それまでまったくオフを取ることができないでいましたが、いまではボートを買い、自由な時間を楽しんでいます。

1人のクライアントは、それまでの5年間、大した週末を送れていませんでしたが、今年は3ヵ月の休暇を取っています。夏も完全に休むそうです。

それでも彼らの利益は上がり続けているのです!

初めて行ったコーチングの結果は驚くべきものでしたが、私は、もっと優れたプログラムにできることを確信していました。

そのため、もう一度6ヵ月かけて資料を作り直しました。その作業が終わり、新たなクライアント40名を受け入れました。結果は同様、彼らの収入は増加し、働く時間は驚異的に減少したのです。

(なぜクライアントの数を絞っているのか?と思うかもしれません。1つの理由は、私のコーチングは他の人のコーチングプログラムのような、クライアントとコーチが直接やり取りしないものとは異なり、私が直接、月に4回、1時間半ずつ電話でミーティングをするからです。

これによって、一度に対応できるクライアントに制限ができてしまうのです。)

さて、あなたにはもっとお伝えしたいことがあります。この章の本来の目的、あなたのインターネットビジネスについての話に戻りましょう。

あなたは自分の時間給を知っているか?

哲学的なことを言うつもりはありませんが、あなたはあなたの時間、つまりあなたの人生について考えたことがあるでしょうか?

よく考えてみれば、時間こそあなたが持っているすべてのものであるということがわかるでしょう。

さらに言えば、あなたには自由な時間というものがありません。時間を取っておいて、後から使うことなどできないのです。

あなたにはレジャーの時間はあるかもしれませんが、それは自由な時間ではありません。コンピューターの前で、何の考えもなしにネットサーフィンをしているとき、あなたは自由な時間を使っているのだと、自分を正当化しようとするかもしれません。

しかし、実際には、あなたは人生の時間を浪費しているに過ぎません。スイミングをしたり、バケーションに出かけたり、家族や友人と過ごしたり、趣味をしたりといったことなど、あなたがそれをやろうと選択して行っている活動でない限り、それはレジャーの時間にはなりません。

ダイレクトマーケティングの大御所ダン・ケネディは、オフィスにカウントダウンタイマーを置いて使っていると聞いたことがあります。

ダン・ケネディ:アメリカのダイレクトレスポンスマーケティングの大御所。
自身がコピーライターとして数多くの商品を爆発的に販売してきたと同時に、その手法や考え方を多くのビジネスパーソンに伝授し、コンサルタントとしても「億万長者メーカー」などと呼ばれるほど、多くの成功者を生み出している。
『屁理屈なし社長のための時間の使い方』『世界一シビアな「社長力」養成講座』『億万長者のお金を生み出す26の行動原則』(以上、ダイレクト出版)『常識の壁をこえて』(阪急コミュニケーションズ)、『究極のマーケティングプラン』(東洋経済新報社)など、著書多数。

それによって彼は、使える時間には限りがあり、自由な時間などないことを思い出すのだそうです。

なぜなら、カウントダウンタイマーは止まることがないのですから。さて、これがあなたのビジネスとどう関係するのでしょうか?

すべてに関係するのです!

あなたがビジネスで思ったほどの収入を得られていなかったり、たくさんの時間働いていたりするのは、あなたが自分の時間の価値を高めようとしていないからなのです。

明確にするためにもう一度言い直しましょう。すべての時間には価値があります。

あなたの時間に対する考え方、自分自身に対する考え方は、あなたの残りの人生における、ビジネスの内側、そして外側すべてに影響を与えます。

つまり、あなたは他の誰かがそうしてしまう前に、自分の時間に価値を置かないといけないのです。

大半の人が自分の時間の価値がどれくらいなのかを知らないことに驚かされます。彼らはどのようにして時間の価値を高めればよいのかも知りません。

私があなたにする質問はこうです。「あなたの時間の価値はいくらですか?」

あなたは自分の時間の価値を知っているでしょうか?

あなたが自分の望む収入を達成するために、自分の時給がどれくらいあればよいか、知っているでしょうか?

では次回に、実際にあなたの時給を計算する方法をお教えしましょう。

今回はここまでにします。

大きな利益とその向こう側へ
リッチシェフレンでした

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