マネジメント 2017/07/10

目標達成に“本当に”必要なもの

あるチームに停滞感を感じていたので
先日、全体MTを行いました。


そのチームには、MISSON、VISSION、VALUEは
決まっていたものの、VISSIONの部分が少し
遠い設定になっていたことが気になっていました。


そのことをメンバーに問いかけると、
「確かに…」という反応が返ってきました。


かと言って、今のVISSIONも残しておきたい!
という気持ちが、全員から感じ取れたので、
全体MTの目標を、《停滞感からの脱却》
として、年末まで全員でその目標にむかって
突き進むことを決めました。


その原動力となるものは何か?と考えた時に
僕は《セレブレーション》が必要だと
考えました。


そのことをみんなに話し、反応を見ると
一気に表情が明るくなり、セレブレーションは
何がいいか?いつにする?などと
楽しそうに話しだしました。


僕には、もう一点意識していることがありました。


それは、セレブレーションを決めるために
欠かせないポイントで、彼らのMVVの中に
「家族を大切に」というキーワードがあったので
家族を巻き込んでできる事をセレブレーションとして
設定したいと思っていました。

その事を彼らに投げてみると、出て来たのが
「家族みんなを連れて、旅行に行きたい!」
というものでした。


そのセレブレーションを得るためには
チームメンバーの旅費だけでなく
家族の旅費も必要になるため、
自然と達成しなければいけない売上目標も
引きあがることになります。


でも、彼らが本当に得たい結果
(セレブレーション)を設定したことによって、
セレブレーションがなければ
出なかったであろう売上を伸ばす方法など、
頭をひねって考え、より身近で確実な
目標を設定をすることができました。


今日お話したかったポイントは、
時にセレブレーションがモチベーションの
起爆剤となり、ただのご褒美ではなく、
自ら動く力や、彼らの本気を引き出す
きっかけとなるということです。


時には、文化や制限など、固定概念を
取っ払い、彼らが本当に得たいものを
提示してあげることはとても重要です。


それがあってこそ、普段なら超えられない
ハードル(課題)を、クリアするパワーが
見られます。

それほどセレブレーションというものには
大きな力がある!ということを知ってほしいです。


スタッフが喜ぶ顔を見ることは、経営者に
とっても嬉しいことです。


もし経営者という立場で、組織を変えるという
問題に行き詰まっているのであれば
価値あるセレブレーションを取り入れてみては
いかがでしょうか?


きっと、いつもと違うスタッフの一面を
見ることが出来ると思いますよ(^^)


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