マネジメント 2017/04/11

Visionの実現

FROM:本郷卓也(GrowthU認定コーチ)

先日、子供と久しぶりに、ゆっくりと遊ぶ時間が取れたので長男と色んな話をしていました。

長男は、まだ小学生なので人生のことについて話しても、まだ難しいかな?と思いつつも、ふと気になったので聞いてみることにしました。


「将来、どんな人になりたい?前に言ってたみたいにYou Tuberなんかな?」

長男
「えっ!?前は、それも良いなと思ってたけど色々と聞いたり調べたりすると難しそうやから、やらない」


「調べたん?じゃあ、まだ決まってないって事か。じゃあ、どんなのが幸せなイメージ?」

長男
「調べたよー!んーまだ具体的に言えないけど自由に生きたい!お父さん、見てて自由そうで楽しそうやから」


僕なりに、少し驚きました^^;
しかし、この会話は覚えておこうと思います。

何故なら、長男が大人になる時に”価値観とは?”という話をするのに、こんな話をした事を伝えてあげようと思うからです。

この会話をしていた夜に、ふと僕も昔を思い出していました。

小学生の頃、中学生、そして社会人になって色々な仕事をしていく中で「どんな風に生きたいか?」という事については、様々な変化があったなと。走馬灯のように、当時の映像が鮮明に出てきました。

一つ、言えることは心から本当に「やりたい、こうなりたい」と思った事は全て実現出来てきました。その最大の要因は、何か?と聞かれたらそれは、もちろん「周りの人のおかげ」と感謝を込めて言えます。

では、その次に何か?というところが本日のポイントだと思って頂ければと思います。

これは僕の人生からの実体験から得た事です。

具体的に、それは何か?と説明させて頂きますと「思考は現実化する」と言っていたナポレオン・ヒル。これは、自分の思考が如何に描けているか?で決まると思っています。

ナポレオン・ヒルの事は大人になってから知りましたが、僕は昔からやりたい事などは我慢が出来ない性格でした。

しかも諦めが悪いw(興味ない事は一切、気にならないのですが 一度でも自分が思うことについては諦めることが嫌なんです)どうしても我慢しなければならない時は「いつか必ず実現してやる!」と何にか解りませんが誓っていました。

こうして誓った事は、決して忘れることはありません^^;

心の根っこに常に、その事があり、時々、夢で見たり、何かの雑誌や映画で、似たシーンがあると必ず自分と重ねます。

そして、それが実現出来た時の景色、風景というか感情も含めて鮮明に”妄想”します。

そして一人で気がついたら笑顔になってたりもしますw
気持ち悪いですよねww

でもね、この実現できた時の感情を含めてメチャメチャ楽しいと思えるのが重要だと思っています。楽しくなければ、無意識レベルにまで落とし込むことは出来ず心から楽しいと思えるから、無意識レベルにまで根付き、関連する情報を無意識にキャッチしようとしているんだと思っています。

だから、こうした事は”夢”というより僕は”Vision”だと思っています。(僕のライフワークにおける話です^^;)

子供の頃は、まだ経験値も少ないので”夢”だったと思うんですが、大人になるにつれ”Vision”という言葉が、とてもしっくりきます。(ちなみに僕の、このVisionというのは次々とアップデートされていっています)


皆さんもビジネスの世界で、どうしてもVisionというのが、まだしっくり来ないと思われている方もいらっしゃると思います。

このナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という観点からあなたの会社のVisionというのを見直してみては如何でしょうか?

それに以前、ロイスからVisionについて教わった時も「わくわくしていて楽しい」という言葉が出てきていました。この無意識なところに根付くほど楽しい事が想像できると実現する可能性は、かなり高くなると思います(^^)

是非、一度、考えてみられてください。


P.S.
以前、どこかで書いたかもしれませんが僕の価値観は「貢献」というキーワードがあります。そして、そのキーワードに沿ったVisionを僕は、常に描いています。

だからこそ、周りの人のおかげで、いつも実現出来ているのだろうと感謝しているし、そうした周りの人達と一緒に仕事をしたり遊んだりがとても楽しいので、もしかしたら子供と遊んでいる時に、子供にも伝わっているのかもしれませんね。

もしかしたら、あなたの部下にも楽しそうに見えるのであれば、素晴らしい影響を与えられるかもしれませんね(^^)

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