富とお金 2018/05/30

有力者とのコネを作る方法




あなたは人脈を持つ大切さを理解しているだろうか?

あなたの目標が起業であろうと、出世の階段を登り詰めることであろうと、困ったときに助けてくれる人の名刺やEメールリストほど役立つものはない。

技術分野やクリエイティブな仕事、事務員からCEOまで、ありとあらゆる人との繋がりを持っておくことが大切だ。あなたが電話をすると、快く応対してくれるぐらいの仲だと良いだろう。

人脈を広げるために知人のJTが使う方法をご紹介しよう。彼女は出版社で働き、(お決まりの表現を使うならば)流星のごとく華々しい経歴を持つ。彼女は業界の専門家と親しくなるためにその業界誌を読み、すばらしい記事を書いている人には手紙を書いてそのことを伝えるのだ。

驚くことに、想像以上に返事がくるそうだ。良い関係を築くきっかけを作るには、相手の専門知識へ敬意を示すのが一番である。称賛することで彼らはあなたに好感を持つし、あなたにもそれだけの知識があり賢い人だと思われるだろう。

私の経験から言うと、もっとも深い交友関係は口論がきっかけになることが多い。しかし、あなたは尊敬する専門家と論争する必要はない。おだてたほうが効果的だからだ。でも、少し挑戦的な質問をするのは良いだろう。

これはじつに巧妙な方法だ。私が第一線から退き、執筆活動をしていたときに意図せずこの方法を使っていたことがある。ジョン・アップダイクやチャールズ・バクスターのような、私が尊敬する有名短編小説作家に手紙を書いたのだ。JTが言っていたように、返事をくれた人は驚くほど多かった。

同じ方法をビジネスにも活かせばよかったが、それは思いつかなかった。今、私の横のラックに6冊ほど業界誌が入っているので、このメッセージを書き終えたらすぐに目を通そうと思う。そして心に響いた記事や意見を書いている人に手紙を書くのだ。

私は今日から始めるので、皆さんにもぜひやってもらいたい。

マーク・M・フォード

                Presented by インベストメントカレッジ

関連記事