富とお金 2018/11/14

「健康維持」を人生の目標にしよう




人生の目標を決めるときには、健康の重要性も考慮しよう(するべきだ)。若い頃はあまり気にしないが、年をとって体にガタがくるにつれ、健康が人生の不可欠な要素であることが分かってくる。

深刻な病気を経験したことがある人なら、それは理解できるだろう。どれだけ名声、富、権力があっても、健康とは引き換えにできない。それらがどれだけあっても釣り合わないのだ。

だから、健康でいることを人生の主要目標のひとつにしよう。私が新年に立てる10の目標に、必ず健康維持を入れるのもそのためだ。

健康を保つためには6つのアプローチがある。


私はアンチエイジングに特化したヘルスクリニックの立ち上げに関わっている(ビジネスが成功したらあなたにも紹介しよう)。クリニック長を務める医師は、エイジングや中高年者が若返るための研究に10年を費やしてきた。

ビジネスを一緒に立ち上げるにあたり、彼のアンチエイジングプログラムを試させてもらった。それによって私は体重が減り、筋肉が増え、体は柔らかくなり、以前より力がみなぎり、ポジティブに物事を感じられるようになった。すべてはシアーズ医師が提案する6つの健康アプローチのおかげだ。

・食事療法
・有酸素運動
・筋力トレーニング
・ストレッチ
・メンタルの調整
・ホルモンバランス

多忙で上昇志向の人なら、日々これら6つのことを気遣う暇がないと思うかもしれない。しかし、それは間違いだ。日常業務のスケジュールに組み込んでしまえば、どんなに忙しい日でも健康のために取り組めるようになる。

あなたはおそらく、フィジカルフィットネスを「重要だが緊急ではない」のタスクに位置付けているだろう。だから、明確に日々の優先事項にしておかないと忘れてしまう。ぜひ、この6つのアプローチすべてを、毎日のToDo(やるべきこと)リストに加え、ハイライトを入れて優先事項にしてもらいたい。

私は下記のようにして毎日の習慣にしている。


1. 食事療法:炭水化物抜きの少なめの食事を日中4回と、栄養バランスの取れた夕食(少量の炭水化物を含む)を1回摂る。夕食後は何も食べない。夕食以外は一人で仕事をしながら食べるが、ストレスのかかる仕事をしているときは食べない。

2. 有酸素運動:スプリントとバイクスプリント、柔術(集中トレーニング)、ボクシングを織り交ぜた10分間の運動を毎日1、2回おこなっている。汗をかく運動なので仕事が終わってからにしている。

3. 筋力トレーニング:オフィスの中に小さなジムがあり、集中的な5分間の運動を午前中に3回、仕事の区切りに自分へのご褒美としてやっている(ジムを設置できないなら、オフィスの隅にバーベルなどを置いておくといい)。

4. ストレッチ:毎朝5分間の簡単なストレッチと、日中に10分間のストレッチをおこなっている。

5. メンタルの調整:これはあまり時間を取らない。毎日数秒間、自分を落ち着かせ、人生を楽しむポジティブな考え方をするようにしている。

6. ホルモンバランス:年を取るにつれホルモンバランスが乱れてくるので、高齢者には重要だ。ホルモンバランスを整えることは、健康全体に大きな好影響を及ぼす。

今年を人生で最も健康な年にして、10年以内にその水準を上回ることが私の目標である(ジャック・ラ・レンヌは60歳の誕生日にアルカトラズ島からサンフランシスコまで足枷と手錠をつけ、2トンの砂を積んだボートを引いて泳ぎ切った)。

私が健康に気を使うのは、体調が良いと気分まで良くなり、仕事がはかどるからだ。私にはこの2つの理由で十分なのだが、適切な食事と日常的な運動は、深刻で不快な健康問題の防止につながることも多くの調査で示されている。そこには心臓病やがん(大腸、直腸、前立腺)、血行不良、肥満、糖尿病なども含まれる。

いきなり45分間の運動はしなくてもいい。まずは15分から始めて時間を伸ばしていこう。ただし、今日から始めることだ。

マーク・M・フォード

                Presented by インベストメントカレッジ

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