経済 2018/02/13

日本が直面する難民問題




現在、欧州ではイタリアのNGOなど、左翼勢力の手引で対岸の北アフリカからの難民を受け入れており、難民条約を批准している国々も人道上の理由から難民を拒否できずにいるのです。


また、難民を人身売買の対象にするビジネスも成立しています。いずれにせよ、難民問題は国家の解体につながる危機です。


朝鮮半島と日本はそれほど離れていない。当然、難民問題にどう対処するか、という問題は危機管理の上で想定しなければいけません。


私は済州島あたりに収容施設を作るのが一番いいと思います。対馬や本土にはなるべく難民を入れないようにすることが必要です。


日本社会に難民を受け入れる余地がないと分かれば、朝鮮半島から難民が大挙して襲来することはありません。


そもそも私は国際難民条約について、根本から疑問を持っています。

EUはソ連崩壊やユーゴスラビア内戦の際、東欧諸国からの難民を受け入れる態勢をとっていました。あくまでも同じ欧州地域からの難民が対象です。


ところが、現在は民族や信仰がまったく違うイスラム圏の難民を受け入れていることが問題です。経済難民を際限なく受け入れていては大変なことになります。国家の解体、そして日本の間接侵略に繋がります。日本にとっては、中国との関係を考えれば、非常に分かりやすいと思います。


私は少数の政治亡命者の受け入れには賛成ですが、国内の治安問題を考えると、ヒューマニズムに基づく大量難民受け入れ論には反対です。




2017年9月1日発行
藤井厳喜・宮崎正弘著『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧
第3章 朝鮮半島の統一はあり得るだろうか?ーP109










関連記事