マネジメント 2017/04/24

『7つの習慣』をどう実践するか?



From:ロイス・クルーガー

今日は、スティーブン・コヴィー博士が『7つの習慣』を彼自身の人生でどのように実践して、それを生きていたかということについて、私の視点をお話ししたいと思います。

『7つの習慣』のスタンダードは高いですよね。『7つの習慣』を会社で扱っていた時、本を読んで分かるのは「あなたもその『7つの習慣』を生きなさい」という話だ、ということです。

これは結構大変な話ですよね。でも私たちは7つの習慣を生きることにベストを尽くしました。そうすると、必ず途中で挫折しそうになりますが自然と立ち上がって続けるようになってくるんです。

今日は、スティーブン・コヴィー博士が実際にそのコンテンツをどのように実践できていたかということについて、私の考えをお話ししたいと思います。

私は彼の人生を全て見ていたわけではないので全部は分からないですけれども、彼の仕事ぶりを見ていて、また、パーソナルな部分を見ていて分かることがありました。例えば、こういうことがありました。満足していない顧客がいて、こう言ったことがあります。

「なんであなたたちは自分が教えていることを生きてないんですか?」

そうですね…
私たちは、教えていたことを生きようと努力していました。かなりうまくやっていたと思います。でもほかの人の『7つの習慣』の定義、つまり、それが何を生み出すかという定義が、元々の意図した意味と違う場合があるんですね。

その元々の意味とは、「周りの人を助ける強さとスキルを持つことで この世界で相互依存ができることになる」ということだったのです。

それはただ、お互い優しくするという意味ではありません。本当の人生のチャレンジに対してであっても、現実をきちんと抱擁する、ということだったのです。

友人や周りの人に対して強くならなければいけないこともあれば、目標に対して集中しなければいけないこともあります。感情をかき乱されることもあります。

こういうふうに思ってしまう顧客もいるんです。もし文句を言えば、その文句に対して対応する形でコンテンツが書き換えられて、顧客が満足できるようにするんじゃないかと。顧客自身が7つの習慣の実践が上手く出来ない時に、そう思ってしまうこともあるようです。

だから私たちは勇気を持って、商品が完璧ではない、という面も認めるようにしていました。

さて、コヴィー博士の話に戻ります。
コヴィー博士は刃を研ぎ続けた人でした。素晴らしかったです。『7つの習慣』の基本的な原則において、彼はそれに非常に卓越してたんです。きちんと運動もしていましたし、食べ物にも気を使って社交面にも気を使って精神的な人生も送っていました。それは彼にとって素晴らしい力になったのです。

その第7習慣がちょうど金の卵であり、彼は成績で言ったらAプラスです。本当に素晴らしかったと思います。

さて、選択をするということについて。影響の輪の中のことに取り組むことについて。コヴィー博士はどれぐらいうまくできていたでしょうか。彼は私が見た中で、一番自主性の高い人でした。ある時、香港にいったことがあったんですね。

次の飛行機に乗らなきゃいけなかったけれどチケットがなかったんです。博士はそのとき、一緒に私と列に並んで、既に航空券を持っている人を見つけて、「席を売ってくれないか」と聞いて回ったんです。航空会社が席はありませんと言っても博士は自主性を発揮して、チケットを手に入れたんです。

おかげでシンガポールに行ってプレゼンテーションをすることができました。彼の自主性の筋肉は非常に強かったのです。常に自主性を持って、考えて生きてきた人でした。

では未来を計画することについてはどんな感じだったでしょうか。ときに博士は少し、夢見がちなときがありました。
現実的ではないような。でも最終的に私たちは、そのチャレンジがあったからこそ成長することができました。そのおかげで私たちの可能性は拡大されいろいろな顧客に尽くすことができたと思っています。

では、緊急になる前に物事を行うことについてはどうだったでしょうか。ときに彼は苦しんでいたというふうに思います。なぜなら私たちが向かっている場所に常に追いついていくのはすごく難しかったからなんです。ときにミスすることもありました。でも全体的に言うと、彼はいちばん大切なことにフォーカスしていたと思います。特に、彼の子供に対してはしっかり時間を使っていました。


では人間関係はどうでしょう。
これは彼は本当に卓越してたところだと思います。常にWin-Winを考えていたのです。ある状況において、どっちか片方に付くのではなくて、双方から解決していました。言葉の力や共感する力を使ってWin-Winに導きました。

例えばクライアントと契約をするとき。
クライアントと何かをするとき。
必ずクライアントの役に立つという役割を果たしていました。

さて、聞く力。

これも素晴らしかったです。コヴィー博士と彼の息子は、私の知っている中でも素晴らしい聞き手です。ときに「それ知っているよ」って先走ることもありました。おそらく本当に知っていて、私を急かすこともありましたが、でもそれ以外は常に、私が言ったことを繰り返してくれました。

そして私の間違いに気付くような形で話してくれることもあり、それもすごく助けになりました。

さて、相乗効果を生み出すことについてはどうでしょう。

コヴィー博士はこれを求めていました。常にほかの人々のインプットを求めていました。人の意見を求めていました。そしてきちんと耳を傾けました。そのアイディアが良いものであれば、それをやろうと言います。

もし私が、コヴィー博士がどれくらい『7つの習慣』生きたか評価をするとしたら「Aマイナス」です。マイナスはときに間違えてしまうこともあったからなんですね。でも過ちを犯したとしても、彼はすぐに直すようにしました。

コヴィー博士は完璧な人間ではありません。しかし、完璧になろうとした人間でした。あまり祭り上げたるようなことはしたくないです。だって、彼はそうしてほしくないでしょうから。

でも、それでも、博士が博士であったことに感謝したいと思います。博士の貢献にも感謝したいと思います。博士は、自分の教えてたことを本気で生きようとしていた人間だと言えると思います。

あなたも、スティーブン・コヴィー博士だけではなくほかのいろいろな教師や知恵や経験を持っている教師から学ぶべきだと思います。問題を解決してくれるヒントを探すといいと思います。

私たちはGrowthUで、本当の問題に対して本当の答えを提供するように尽力しています。
私たちの教えをぜひ見てみてください。ぜひ役に立つと思うものがあると思います。聞いてくださってありがとうございました。

関連記事