「測定結果」VS「統計」
From:ダン・ケネディ
このことだけは言えます。
あなたが営業担当者だろうが、小さな会社のオーナーだろうが、企業の役員だろうが、関係ありません。営業の対象が企業だろうが消費者だろうが、それも関係ありません。
もしあなたがこのブログの情報とアイデアを徹底的に学び、検討してから適切な追跡行動をとって、ダイレクトレスポンスと呼ぶ測定可能な結果にもなっているような体系的なマーケティング方式に切り替えるのであれば、ビジネスの利益は改善されるのです。
そして、このことも覚えておいてください。どんなメディアの営業担当者でも、どんな広告代理店の従業員でも、またどんなコンサルタントであっても、あなたの会社にいるダイレクトレスポンスに否定的な人は誰でも、あなたの得策をその心中に抱いていません。正確な測定結果を使用することに反対する人は、その結果が不適当だということを既に知っているのです。
私に関するこのことを知っている人は多くはありません。なぜなら、私はそれを特に誇っているわけではないからです。しかし、私は広告業界の出身であり、一時は小さな広告代理店のオーナーでした。私たちのクライアントには、グッドイヤーやエアロスペース、モンサントなどの大企業のほかにも、多くの小規模会社が含まれていました。
また私は、フリーのコピーライター、コンサルタント、さらに顧客主任たちにプレゼンテーション・スキルを教えるトレーナーとして、ほかの広告代理店とも仕事をしてきました。あいにく、代理店業界はあいまいな部分が多く、手品のように巧妙に切り抜けなければならないビジネスです。
あなたがこれから手にする人口動態統計は、あるメディアから得た非常に素晴らしいものです。
残念ながら、リスナーや読者はすべて、自分をよく見せて気分よくしようとして、その調査に嘘を言いました。例えば、彼らは所得について、実際より高い数字を答えています。
印刷媒体は、通りすがりのような数字を使って、あなたに信じ込ませようとするのが好きです。彼らは、100,000人の読者数がいて、20,000人の定期購読者がいると言うでしょう。
給与支払いの小切手を切ったり、別勘定で支払ったり、すべての広告料金を支払ったり、税金を支払った後のあなたの残金を見たりしなければならないとき、あなたは通りすがりの統計や画像を銀行口座に預けられないのです。
あなたが預けられるのはドルだけです。それは、現実の結果からやってくるのです。
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ダン・ケネディ