米国,日本の違い(学ぶべきこと)
From:西埜巧祐(にしのこうすけ)
@心斎橋のスタバより…
米国に行って来ました。そこでは、やり手なスピーカーが受けるトレーニングを受けて来ました。そこでは、国民性の違いが顕著に現れました。僕が思うに、大きな違いだったと思います。
米国の良いところ:80%アプローチ
アメリカ人の良いところは、80%アプローチにあります。つまり、できていなくも、前に進もうという意識です。100%のものを作るのではなく、ある程度できたら前に進んでいきます。今回、通訳と一緒に行きました。向こうの好意で、通訳の人も参加者として捉えて講義をして来れました。そこで
「最終日は発表です。あなた(通訳)もやるのよ」
という通達が。もちろん、通訳はスピーチが本業ではない。彼女は驚愕した。「やばい!」ということで、1日目からスクリプト作りを頑張っていた… そして最終日、彼女はスクリプトを完璧に作っていた。もはや映画のセリフなんじゃないかと思った。それくらい完璧に作ってた・・・。
じゃ、アメリカ人は?それがね・・・
反対にアメリカ人はどうだったか?というと、そこまで完璧なスクリプトは作っていなかった。最終日の自分の番まで、書いていた人もいた。それは無駄だろうと思ったが、そういう人もいたのだ。
他にも、最初の日にはプレゼンを作っていたのだが、サクサク作っていた。日本人からすると、そんなに早く作れないだろう。なぜか?
それは日本人は100%にならないと作れない、できないから。アメリカ人は100%でなくても、とりあえず作る。
この考えの違いからだと思いました。個人的に、米国人から学べることとして、この「完璧じゃなくても、とりあえず作る・やる」という考えが好きだ。日本人は、完璧にならないとやらないケースが、とても多い。
でも、あえて80%とか60%でもいいから、やってみる方が良いと思うのです。何故なら、100%のものなんて、どーせできないからです。そう思いません?元々無理なものを作ってから、やるなんて「やらない」と同じ意味ではないでしょうか。
やらなかったら、何も始まりません。だから、中途半端でもやりましょう。そっちの方が取れるデータも多いです。
じゃ日本が大切にすべきことは?
こう書くと、日本に良いことがないのか?というと、全くそうではない。日本の方が良い。断然良い。この前も書いた通り、飯は断然日本の方がうまいし、安い。味噌汁飲んだ時は、感動すら覚えた笑。店員さんの気遣いも断然良い。
日本が大切にすべきこと…。 通訳さんとのある会話が象徴的だと思う。
「アメリカ人って、目標までのステップが50あったとして、途中のステップが変でもすっ飛ばして進めるんだよね。日本は、ステップがきっちりしていないと進めない。ステップをきっちり守るから、ものを作るクオリティについては、日本の方が圧倒的に高いんだよね。」
つまり、忠実であること。
ステップを守る。うまくいっていることを忠実にやる。言われた通りにできる。これが、日本の良いところじゃないかと思うわけです。
名前は言えないが、ある有名な車メーカーを、投資家が見学しに行ったようだ。その時に、「この会社には投資すべきでない」と判断した。なぜなら、トヨタの方が大量生産のノウハウが圧倒的に高かったからだ。その米国車メーカーは、大量生産のクオリティが低かったのだ。
というわけで、投資対象から外れた。言っておくが、この車メーカーの創業者は本や注目経営者として取り上げられたりする。それくらいの人だ。
多分、日本が作っていくならクオリティが高くなるだろう。そこは大きな違いだと思った。
ワークショップの発表で思ったのだが、ガイダンスを守らない人が多かった笑。実践はするのだが、なぜか自己流にアレンジしていた。忠実に頑張ったのは、少数だった(もちろん、日本勢は忠実に実践した)。
せっかく良いスクリプトがあっても、言う通りにやらないなら、全く意味がない笑。そこは日本の方が良いなと思った。
米国と日本の違い。
国民性の違いだとは思う。育ってきた環境も違う。食べているものも違う笑。そうしてできた違いは、高い壁に思える。ただわかることは、彼らの80%アプローチは、ビジネスをする上では、身につけておきたいスキルだと言うことです。
100%・完璧にしてから実践するアプローチだと、実践できません。実践できなければ、それが「成功しそうか、失敗に終わりそうか」もわかりません。失敗するなら早い方がいいし、成功しそうと言う手応えを得るなら、早い方がいいです。
大切にするものは大切にしつつ、学べるものは学びましょう。
ー西埜巧祐
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