映画館を疾走…
From:西埜巧祐(にしのこうすけ)
@心斎橋のスタバより
「今、どこ!!?」
と電話で、友達の位置を確認。場所を確認して、タクシーから飛び降りた。運転手にお金を渡した。お釣りと領収書を受け取る時間もない。時間はギリギリ。一分一秒。いや0.1秒を争う事態になった。自動ドアが開く時間も惜しい。手押しで開けるドアを走りながら開ける。とにかくデパートの中を疾走… 一体何があったのか?
私、映画館の場所を間違えました…
はい。やらかしました。また、やってしまいました。
兵庫の西宮で、映画を観る予定だったんですね。お、楽勝じゃん。と思っていた私。17時に大阪を出ます。知っている人ならわかりますが、西宮って15分くらいで着くんですよね。完璧です。もう遅れる理由は、どこにも見当たりません。
そう。遅刻する理由があるなら、逆に教えてほしいくらいな感じです。
私は電車に乗りました。
あれ・・・?17時30分に着く予定が、一向につかない…
うん?おかしいな。。何があったんだ?「西宮」という言葉が一切出なかったのです。どういうことだ?いや、着くやろうとアレヤコレヤと考えていたら、、、三ノ宮に着きました。三ノ宮に着いた時、乗り換え検索をしたんですね。そうしたら、、、
なぜか到着が17時54分になっていました。
ここで、自分の愚かさに気づきました。
そう完全に通り過ぎていたんです。正確にいうと、乗り換えをしなければいけないところで、僕はしていなかったんです。乗り換え検索のところで、「乗り換えあるよ」と言われていたのに関わらず・・・。
なぜ乗り換えなかったかというと、方面が一緒だったからです。大阪から兵庫行くんやから、多少違っても大丈夫やろう。ということです。でも違いました。当たり前です。
とにかくダッシュで、乗り換えです。17:54に着けば、なんとか見れるやろうと思っていました。友達にごめんという連絡を送ります。
西宮に着きました。でも違和感が・・・
そして、17時54分に到着。しかし、辺りを見渡すと、違和感がありました。映画館が見当たらないのです。
うん・・・?
今度は、予約をした映画館を検索しました。そうしたら、どうもここから車で10分くらい遠い場所に、映画館があるようです。
は・・・?
どうなってんだ?友達にまた、ごめんと連絡を入れます。そうしたら、、、
友達
『西宮駅おるんやろ。
映画館の場所は「西宮北口駅」やで』
西埜
『え・・・?』
友達
『使う線、間違えてんで』
「ドゴーン!!!」みたいな感じで終了のお知らせが響いた。爆弾がそばで爆発した気分だった。18時から映画が始まる。なのに関わらず17時55分に10分離れた場所にいるなんて・・・。そこからタクシーを捕まえようとしました。そうしたら、田舎あるある(田舎と言っていいのかわからないが)で、タクシープールが、そもそもなかったのです。
これはやばい・・というところでタクシーが来ました。タクシーに乗って、とにかく映画館に向かう。そして、映画館に着きました。お金を置いてお釣りも領収書ももらわずに、ダッシュで向かいました。デパートの中を疾走しました。友達に「今どこ!!??」と電話をして、合流(これが、最初の話)。
映画館に入りました。奇跡的な話で、予告や告知何やらで、映画は無事に最初から見れました。
ギリギリセーフ
とんでもない事態は避けられました。ここで、学べることは2つ。1つは、諦めないこと。やはり、諦めない気持ちが奇跡を生むんだと思います。もう1つ。もう1つは、レクチャーには従いましょう。ということです。アプリの乗り換え検索って、まぁ膨大なデータの中で、一番良い経路を教えてくれるわけじゃないですか。
僕は、ろくにないデータや経験値の中で、「方面同じやから、大丈夫っしょ」と思っていました。でも、実際は違うわけです。方面が同じでも、少しずれるだけで、とんでもない違いを生んでしまいます。
都合の良いところだけを見て、解釈をするとろくなことになりません。知識も同じです。「ここだけ使おう」「ここだけ学ぼう」と思うと、ろくなことになりません。そういうふうに考えると、今まで学んだもの。そして次に学ぶものが使えなくなってしまいます。
まずは、レクチャーやガイダンスに、きちんと従う。ということです。①諦めないこと②レクチャーやガイダンスに100%従うこと。この2つは、何にでも使える考え方です。それを改めて学んだのが、本日の映画観賞(?)から学んだことです。
少なくとも、映画館の場所は、今度からきちんと確認しようと思いました。
ー西埜巧祐