目標達成 2019/01/19

成功している人が向いている方向とは?


From:藤岡将貴

先日、自宅の最寄りのスタバで仕事をしていた時のこと。スタバなどのカフェで仕事をする人には"あるある"だと思うんですが、隣の席の人の話が気になって気になって。途中からまったく仕事に集中できなくなってしまいました…(たしか、西埜さんの記事でも過去にそんな話があったはず)というのも、その話が、僕がかつてよく聞いていた話と似ていたからです。

隣の席には4人の男性が座っていました。年齢はおそらく30代から40代。その話の内容から、会社員の方だというのは、すぐにわかりました。彼らが話していたのは、同じ会社の人たちの話でした。同期のアイツは今なにをしているとか、アイツは出世したとか、アイツは会社を辞めて今はどこにいるとか。そんなふうに、誰か人の話をずっとしていたんです。よくもまぁ、そんな話をずっとしていられるな…と思ったんですが…でも、僕もかつて、前職のシステムエンジニア時代には、居酒屋でそんな話をよく聞かされていたことを思い出したんです…


金曜。時計の針が18時を回る頃になると…


社内にどことなく「今日、飲みに行かない?」的な空気が漂いだして。どことなく、みんな、仕事の集中力が切れた様子で、インターネットを見だしたりしていて。10名程度の小さな職場だったので、その雰囲気はすぐに全体に広まって。そのうち、誰かが「今日、行きます?」と、日本酒をおちょこで飲む仕草をして。

そんなふうにして居酒屋に行くと、出てくる話は、たいていこんな話。「この会社のこういうとこがダメだ」「取引先のあの会社はもっとこうしてくれなきゃ困る」「この商品のココがダメ、もっとこうしなきゃダメ」そんな話ばっかりだったんです。もちろん、みんな、どうやったら会社をもっとよくできるか、と真剣に考える人たちばかりでした。でも、そこで出てくる話は、とにかく身内の話。特に人の話が多かったんです(お酒の席だから、というのはあるとは思いますが)。


ビジネスの2つの側面


ビジネスには、「自社(自社の商品、サービス)」と「お客さん」の2つの側面がありますよね?自社の商品やサービスが解決できることが、お客さんが抱えている悩みや問題とバチっと合った時に、商品やサービスが売れる。そうですよね?でも、売上に悩んでいる、困っている。そんな人から出てくる話は、左側の自社の話ばかり。右側のお客さんの話なんて、ほとんど出てこないんです。

自分の商品やサービスのことを考えることは、もちろん大事です。あなたもきっと、四六時中、自分の商品やサービスをどうやったらもっとよくできるか?どうやったらもっと売れるか?と考えているでしょう。


成功している人は"お客さんファースト"


でも、実際、ビジネスでうまくいっている人は、まずはお客さん。お客さんファースト、なんですね。

以前、熊谷さんという方にインタビューをしたことがあります。熊谷さんは、治療院を11店舗もつ経営者です。治療院の経営以外に、同業の治療院に技術指導やマーケティングを教えたりもしている方です。先日、そのインタビュー動画を公開したキャンペーンを行なったので、それをご覧になってご存知の方もいると思います。

そのときに聞いた話なんですが、熊谷さんが、美容師の人たちを相手に、カラダの問題を解決してくれる何かの商品を紹介したそうなんです。その時に、ビジネスがうまくいっている人と、うまくいっていない人で、まったく違う反応があったと言うんです。


成功している人の発言、していない人の発言


ビジネスがうまくいっている人は、「あのお客さんにピッタリじゃない?」「あのお客さんのあの問題を解決してくれそう」「あのお客さんに教えてあげたい」そんな言葉を発したそうです。一方、うまくいっていない人は、「自分は美容師だから…」「髪を切るのが仕事だから…」「そんな商品を勧めたらお客さんに嫌われるんじゃないかな…」こう言ったそうなんです。

ビジネスがうまくいっている人は、売るものにこだわっていないんです。お客さんの悩みを解決できるものなら、なんでも売りたい。というか、教えてあげたい。自分は"髪を切る人"ではなく、"若々しくなりたい、綺麗になりたい、と思っているお客さんの悩みや問題を解決してあげる人"という意識なんですね。まずは、お客さんありき。お客さんファースト。

一方、ビジネスがうまくいっていない人は、一見、プロ意識が高くて、誠実に感じるかもしれません。でも、お客さんの方を向いているんじゃなくて、気にしてるのは自分と言えるのではないでしょうか?

さて、あなたはどっちを向いてるでしょうか?どっちファーストになっているでしょうか?


-藤岡将貴


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