高値で売るなら○○を売れ
From:山田光彦
これは曜変天目(ようへんてんもく)と呼ばれる茶碗。
これは僕が好きな番組「クレイジー・ジャーニー」を見ていた時に紹介されたもの(僕は小さい頃からダウンタウンの大ファンで、クレイジージャーニーには松本さんが出ています)。
驚いたのは、この茶碗の値段。
最高取引額が現在の価格にすると約17億円とのこと。
※1918年に16万8000円
なんで、こんな高い値段がつくかというと、現存する曜変天目茶碗は、世界で3つだけ。しかも、青や青紫の色が角度によってキラキラ光るのが特徴なんですが、これを作って再現しようとしても、まだうまくできない、ということなんですが、、、
普通に考えて、異常なほど高いと思いませんか?
もし、僕がこの曜変天目茶碗を持っていて、誰かに「これ1つ売ってくれませんか?」と言われたとしても、この価格をつけることはまあ、ありえません。
ですが、こういういった異常な高値であっても、売れてしまう商品というのは、結構たくさんありますし、こういう高値で売れる商品しか扱わず、うまく高値を維持しているビジネスもあります。
たとえば、、、
1本1000万のワイン
ワインについて調べて見ると、少し前に1945年のロマネ・コンティがオークションで、109,000スイスフラン(約1000万)で落札されていました。約600本しか作られていないといった理由はあるとはいえ、まあバカ高い。
たぶん、ウソだと思うのですが、楽天市場で1945年のロマネ・コンティが、、、
9億9999万9999円で売っていましたw
(ウソだとしたら、楽天から怒られたりしそうです)
約60億の腕時計
グラフ・ハルシネイションと呼ばれる宝石が散りばめられた腕時計は$55,000,000(約60億)。
宝石が高いということがあるにせよ、ヤバイ値段であることは間違いありません。
もっと身近な高いものの例としては、モンブラン。1本100円もしないボールペンを10万円を超える値段でバンバン売っています。フェラーリなんかも5200万ポンド(約70億円)で売却されたり、一般的な車では考えられない価格で売られています。
果物なんかでも、1房19800円で売られている「ルビーロマン」というブドウもあるようです。
なんで、ここまで高値なのに売れるのでしょうか?
本来の目的で売ってはいけない
普通では考えられないような超高額商品はほとんどのケースで、本来の商品目的とは違うことで価格が大幅に上がっています。
最初の曜変天目茶碗は食事のときに使ったりするのではなく、鑑賞用でしょう。1000万円のロマネコンティも飲み物ではなく、コレクションとしての価値が高いでしょう。モンブランは僕も使っていますが、ボールペンとして使いやすいかと言われると、正直微妙です。重いですし。。。
つまり、商品を本来の目的で売るのではなく、なかなか手に入らないという希少性やアイデンティティやステイタス、コレクションといった感情的なモノとして売っています。実際、フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリは、、、
「需要より一台少なく作れ」
By フェラーリの創業者
と言っています。モロに希少性ですよね。ダイヤモンドも高いですが、もし、ダイヤモンドが道端に大量に転がっていたら、誰もそんなものに高いお金を払わないでしょう。
それに、ブドウのような普通の商品であっても、1房19800円で売っているものがありますし、よく考えるとモンブランが売っているものも、単なるボールペン。なので、どんな商品でも感情的なものにアピールすることができれば、高い価格で売れる可能性は十分あります。なので、あなたが普通よりも高値で売りたい、とてもいい商品がある時には、、、
お客さんのどんな感情や心理にアピールするのがいいでしょうか?
あなたのビジネスの商品ラインに高い価格のものがあれば、利益が大きく跳ね上がります。ですので、まだ、こういった売り方をやったことがないなら、ぜひ一度、チャレンジしてみてください。
ー山田光彦
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