習慣 2018/09/11

台風21号


From:山田光彦

これは、台風21号が去った爪あと。

僕は大阪の南の方に住んでいるので、台風21号が直撃。家が停電になったんです。

なので、嫁の実家へ家族で行く途中に、駐車場にデッカい鉄の塊が突き刺さっていることに気づきました。もう使っていないJRの壁が引き千切られ、ここに投げつけられたような感じになったみたいです。


幸い、人に当たったりということはなかったようなのですが、今回の台風21号の力を目の当たりにしました。

僕の家族やダイレクト出版も特に大きな問題はなく、無事なのですが、最近、台風21号だけではなく、北海道でも大きな地震があって、日本は災害続き。なんとなくこれからも災害が続くのかもしれないから、対策とかしないとなー、、、などと考えてしまいます。

正直、僕は地震などの自然災害が身近に大きな変化が起こったことはありませんでした。今回の台風でも僕個人としては自宅が停電したり、外にあったものが壊れたぐらいで、ほとんど被害はありませんでした。

そんな僕でも、身近で起きたことを見たりして、色々と考えさせられました、、、


停電・断水・ゴーストタウン


これは向かいの家のトタンが飛んできて、窓に突き刺さってしまっているところ。

これ以外にも、電線に大きな布のようなものがかかっていたり、道によくわからない鉄の塊やブロック塀が壊れた残骸があったり、もし、外に出ていたら死んでたなと思うようなものがたくさん落ちていました。

そして、停電。

クーラーがなくて暑くなったり、仕事で充電ができなくなったりするのはもちろん、冷蔵庫の中にあるものがどんどん腐ってきます。コンビニへ行くと店の中は真っ暗。でも、レジには行列ができていました。というのも、停電だけではなく断水になっている地域も近くにあり、飲み物がほとんどなくなっていました。

コンビニは真っ暗なのに、棚には商品があまりない。テレビでは見たことがあったのですが、実際に見るとやっぱりインパクトが違います。

停電している中、夜に一度自宅を見に行ったのですが、家の明かりや街灯が全部消えていて、街全体が真っ暗。人の気配がまったくなく、道に台風の残骸が残っていたのでまるでゴーストタウンのようでした。

そんな光景を見て、感じたこと。それは、、、


生活基盤なんてすぐになくなる


それは、自分たちの生活の基盤なんて、すぐになくなってしまうんだな、と。
(今は完全に普段通りの生活をしていますので、ご安心ください)

僕個人としては被害がほとんどなかったのにこんなことを感じているわけですから、原発事故を引き起こした東日本大震災を体験した人たちは、どれだけの衝撃だったんだろう、とも改めて思いました。

そんな中、近所に住んでいるおじいさんが、周りの人たちを集め、ゴミを拾ったり、冷蔵庫にある腐った食べ物を集めて、捨てに行ったり。そんなことをしていたという話も聞き、単純にすごいなー、とも感じました。

こういうライフラインがなくなったときに、役に立つのはやっぱり近所の人との繋がりとかそういうものなんだな、と。

まる1日以上電車も運休していたのですが、セールスライティングの仕事はどこでもできるので、仕事にはあまり支障は出ませんでした。どんな場所でも仕事できるというのは、こういうとき強いな、ということも感じました。

もう今は、完全に普段通りの生活をしていますし、台風の話ばかりしていても、気分が滅入ってくるかもしれないので、最後にいつも通りビジネスの話を。


価値観


今回の台風で僕はいろんなことを感じました。

・生活の基盤はいつなくなってしまってもおかしくない
・近所の人とのつながりは大切
・災害は突然起きる身近なもの

といったことですね。

そして、価値観が変わったことで、僕の今後の行動に変化が出てくると思います。

わかりやすいところでいえば、今の僕にはいろいろな保険が売りやすいと思います。災害のときのための備蓄用の食料や停電したとき用のランタンとか。ちなみに、真っ暗な家でご飯を食べた時は、iphoneの懐中電灯機能を使って食べていました。

ですので、あなたが今やっているビジネスや売っている商品のことを好きになった(価値観が変わった)きっかけになるエピソードなどをお客さんに伝えて、あなたと同じような価値観が起きれば、あなたのビジネスや商品のことを好きになってくれやすくなるでしょう。

たとえば、、、


僕の個人的な話…


たとえば、僕はもともと司法書士事務所を1人でやっていました。その理由は、資格があれば1人でやっていけるだけの力をつけられる。そう思っていたからです。

ですが、実際にやってみると現実は違いました。

自分で事務所をやったとき、一番困ったこと。それは集客です。ゼロから起業するなら、集客ができないとどうしようもない、ということを身をもって体験しました。

法律の知識がどれだけあっても、丁寧な対応をどれだけできたとしても、お客さんがいなければ、その力を発揮することすらできません。逆に、お客さんさえいれば、最初、そこそこの仕事しかできなかったとしても、徐々に仕事もうまくなっていくのが普通です。

そして、マーケティングやセールスライティングを学んで、実際に使ってみたんです。その結果、実際に集客できたことで、180℃違う、全く別のステージにいくことができました。

これがセールスライティングをはじめたきっかけです。
あなたが事業をやっていて、集客に困ったことがあるなら、ちょっとぐらいは共感してもらえるんじゃないかなー、と思うのですが、、、どう思いますか?


カーブスの創業者の想い


他にも、有名なところでいくと、フィットネスクラブのカーブスなんかにも、こういう話があります。

創業者のゲイリー・ヘブンさんが子供の頃。40歳のお母さんが高血圧などが原因で、死んでしまったのです。医師からもらった薬を飲んでいたにもかかわらず。

そして、母親をなくしてしまう子供を作りたくない、という想いから作ったのがカーブスです。

単純に「健康のためには運動が必要」と思っているだけなのと、この話を聞くのとでは大きな違いがありますよね。

あなたが信じている価値観をお客さんに伝えるには、どんなことを話せばいいでしょうか?

この答えが出れば、あなたのビジネスはかなり大きくなる、、、かもしれません。


ー山田光彦


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