Missionかお金か?
From:小川忠洋
ロイスのワークショップを見学してた時のこと。内容は「ミッション」を作るって話。
ワークショップ中に、、
「やっぱりお金が好きなので、お金でしか考えられない」
「ミッションのイメージがつかない、、、」
なんて言う参加者からの面白い質問があった。「お金が好き」って直球で言えるのもいいなと思ったけどね。
さて、みんなはどう思うかな?
ミッションよりも売り上げとか利益とか業績のことばかりが頭に出てくる
って話は、ほとんどの会社で見られる現象だよね。
でもね。
おれの個人的な感覚や経験値から言うと、やっぱりミッションの力ってのはすごいのよね。ミッションとかを大切にする会社は、なんだかファンになりやすいと言うかファンがつくんだよね。それって、おそらく、その会社が提供する「商品」や「サービス」に魂がこもっているからだと思うんだ。これが、金儲けオンリーだったら、商品に魂を込める必要なんてないじゃん?むしろ、コストカットして商品原価を下げる方に動くよね。
そうじゃなく、その商品を通じて、お客さんに何を伝えたいか、どのような貢献をしたいか?ってことを考えているからこそ、「魂」がこもるんだと思うんだよね。ちなみにおれがスタバのファンになったのも、コーヒーが好きだったからじゃなくて(実は前はコーヒーなんか飲まなかった)ハワードシュルツの本を読んで理念が素晴らしい!と思ってからなんだよね。車にほとんど興味のないおれが最近、欲しいなと思ったテスラ・モーターズも、ミッション中心の会社だし、、、
何らかの理想があって、その理想を実現しようとしている会社って、すんげー魅力的だと思うんだ。それ、会社じゃなくて個人でもそうじゃない?何らかの理想を持ってそれを実現しようとしている人って魅力的だよね?そして、外部から見て魅力的かどうかって話だけじゃなく、その会社で働く内部の人もとても充実した時間を過ごせるんだ。
なぜかって言うと、人間は、高次な欲求として
「人の役に立ちたい」
「何か自分の生きた証を残したい」
ってのがあるわけだからね。
金がなくても、人の役に立ってるって実感があれば、人は幸せを感じるわけよ。だって、現時点で世界的に見れば、われわれは、世界でトップ1%の裕福な部類に入るんだから。じゃあ、残りの99%は経済的に裕福じゃないから、不幸なのか?って言ったらそんなことないじゃん?
むしろ、お金なくても幸せそうな人いくらでもいるよね。
現代に生きる人はみんな「お金が幸せを運んでくる」ってある種、洗脳されてると思うだよね。でもお金がもたらすのって幸せじゃなくて、快楽の方が多いんよね。
で、本当に幸せだ、充実してるって気持ちは、
理想や目標に向かっている感覚(成長している実感)
価値観の合った人たちと楽しく過ごす時間
人の役に立っている実感
だったりするわけよね。
うちのミッションは
「教育を革新し、日本を強くする」。
これを追いかけることによって、顧客もぼくらも、ハッピーになるし、それによって社会にも大きな影響がある。
いいことだらけなんだよね。
今日も、力をつけて、人の役に立てるように頑張ろう!