マネジメント
2018/04/27
売上アップを実現する全く別の質問
From:北岡秀紀
売上をアップするために新しい施策に取り組む。
一見すると、自然な感じがします。
が、多くの場合、それは間違いです。
実際、私がコンサルティングに入ってやることは、ほとんどの場合、新しい施策を提案することではありません。
何をやめるかを提案することからはじまります。
おそらく私の提案の8割は「やめましょう」というもの。
なぜなら、いくら新しいことに取り組む気があっても、それに取り組む時間やリソースが足りなければ…
当然、新たな施策に取り組むことなんてできないからです。
実際、セミナーで学んだことを「やるぞ!」と意気込んだものの3日後には忘れていますよね。
今までやっていたことをやるのに忙しいからです。
施策をやめるだけで売上アップ
そして、面白いことに、いらない施策をやめただけで売上はあがります。
新しい施策に取り組まずとも、です。
必要のない施策を打たないことで、成果につながる施策が浮かび上がります。
成果につながる施策に対して、より多くの時間やリソースを無意識に割くようになるからです。
結果、働く時間は減って売上はアップする、というわけです。
売上アップの新しい観点
「どうやったら売上があがるのか?」
今まで散々考えてきたことと思います。
もちろん色々やってきて多くの成果もあがったと思います。
でも、これだけだと頭打ちが必ずきます。
そこで次の質問です。
「どうやったら働く時間が減るのか?」
こう考えてみてほしいんです。
働く時間を減らして今と同じ成果をあげる…
働く時間を減らして今まで以上の成果をあげる…
そのためには今までとは全く違うパラダイムで仕事をする必要が出てきますから。
ほんのちょっとした観点の違いですが、全く違う成果が出るはずです。
-北岡秀紀