パーソナルブランディングの末路
From:北岡秀紀
著書も何冊も書き、そのうち数冊は3万部以上(ビジネス書としてはかなりすごい)売っているコンサルタントがいます。
彼はTVにも出演していて、その世界では、まァ、有名な方です。
さらにツイッターのフォロワーも万単位。
これらはパーソナルブランディングとして全部狙ってやったものでした。
さて、面白いのはココから。
彼の年収は2000万円を少し超えるくらい。
確かに世間的に見れば収入は高い方でしょう。
でも、彼よりも無名でも同じ業界でセミナーやコンサルティングで同じくらいの収入の人はゴロゴロいますし、その数倍を稼ぐ人もたくさんいます。
儲ける時間がとれない…
パーソナルブランディングってなんのためにやるのか?
当然、稼ぎを増やすためですよね??
でも、彼はメディアの露出などに忙しすぎて、自分の商品・サービスを磨き上げ、売るための時間が取れなくなってしまったのです。
今更メディア露出を控えるのも収入が下がりそうで恐怖。
儲けるための時間が取れない。
悪循環に入ってしまっています。
手段が目的化してない?
特に「出版をしたい」という人は結構多いです。
あなたも人生で1冊は本を書いてみたい、と思っているかもしれません。
が、書くだけでは儲かりません。
一冊の本を書きあげる労力は本当に大変です。
他の仕事が手につきません。
しかも、プロモーションとかにお金がかかります。
儲ける方法を事前に設計しておかないと完全に赤字です。
出版を筆頭にしてパーソナルブランディングというのは、あくまで稼ぐための手段です。
でも、前に出ると多くの人からチヤホヤされて気持ちよくなり、結果、それ自体が目的になってしまうことがしばしば。
パーソナルブランディングそのもので得するのは、パーソナルブランディングを売っている人たちだけです。
-北岡秀紀
<編集部のオススメ>
Q.メルマガって本当に使えるんですか?
A.はい。使えます。なぜなら、このコンサルタントの方はこの方法で、安定した集客ができるようになりました…