社長の仕事術 2018/04/05

スキルアップの基準


From:北岡秀紀

成果をあげている社長さんって、健康に気を使っている人が多いです。
その延長でいつの間にか健康よりも筋肉が好きみたいな人も多いですが(笑)

社長の健康は、だいたい筋トレからはじまります。
で、次はサプリ。
場合によっては、手のひら一杯のサプリを飲んでいたという社長もいます。
そして、食材。オーガニックにこだわったりし始めるわけです。

健康のために何をやっていますか?と聞くと…
何時間でも話せるくらいいろんなことをやっているわけです。

でも、このプロセスを経てある程度時間が経過すると…
「毎日歩くことだね。」
「よく寝ることだよ。」
みたいなえらくシンプルな話を言い始めます。

なら、初めから「毎日歩く」「よく寝る」さえしておけばよかったんじゃないの?ってツッコミたくなります。

でも、その生活の中身をつぶさに見てみると…
いろいろ経験する前と後ではその質が全くことなります。

経験後のほうが意識をせずとも、自然と健康によいことをするようになっています。
例えば、コンビニで加工食品を買わなくなっていたり、ちょっと調子悪いなと感じたらすぐに対応したり。

でも、本人はやっていることすら気づいていないわけです。
だから、「歩いているだけ」「寝ているだけ」と言っているわけです。


マーケティングの「だけ」話


これ、マーケティングの話でも同じです。
「結局、お客さんが欲しいものを売ればいい」
というのはマーケティングを学び始めたらすぐに言われることです。

そんなの当たり前!って思いませんでした?
(実はわたしもそう思っていました。)

でも…自分なりにいろいろマーケティングをやってみる。
チラシを書いて反応がない…改善していって反応が出るようになった…
セールスコピーを書いてみる…お客さんと話してみる…

これを繰り返していくと「結局、お客さんが欲しいものを売ればいい」んだってことに気づきます。

「結局、お客さんが欲しいものを売ればいい」
という同じ言葉であっても試行錯誤の前後では全く意味が違います。


スキルアップの証


こういうシンプルな言葉であればあるほど、そこには様々な意味が含まれています。

特に自分よりも相当スキルが高い人が「普通のこと」「当たり前のこと」を言っていたら…
そこには自分たちがわからない世界がある、と思うといいでしょう。

逆に言えば、自分がスキルに対していろいろ試行錯誤して、同じ言葉を以前と違う感覚で理解できれば…
そのスキルはある程度、自分のものになったと考えていいでしょう。

もちろん上には上がいますからキリがないですが…
この感じになればとりあえずひとやま超えたと思っていいでしょう。

あなたがスキルアップするときにぜひ意識してみてください。

-北岡秀紀


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