株式投資でもしてみようかな・・・
From：中谷佳正
先日、
年に１度のダイレクトレスポンスサミットが開催されました。リッチの講演や元スタバCEOの岩田さんのお話、西埜さんのスピーキングエンパイアのプレゼンの話など、本当に面白い話が沢山ありました。ただ、控え室でダイレクトの代表の小川さんと、マネージャーの西埜さんが話していることもかなり面白かったので今日はその話をしてみようかと、、、
投資をする場所が違う
最近、マネージャーの西埜さんはとてもオシャレ。誰がみてもオシャレな人。
ちょっとやりすぎという声もちらほらありますが（笑）明らからに高そうな服をお召しになっています。
と、そのことに対して小川さんがツッコミを入れて「服なんて買ってないで、株式投資をやった方がいい」とか、サミットの控室で話しだしました。何か面白そうな話だったので、よくよく聞いてみると、小川さんが最近買った株も結構上がっているらしい・・・
経営者の視点と個人事業主の視点
横で聞いていた僕はというと、株が上がること自体はいいと思うんですが、それだけの事で株を運用する気にはなれなかったので、「なぜ？そこまで人に株を買うように進めるのですか？」と質問してみました。
すると小川さんから一言、、、
「買った株の会社を経営者の視点から見ることができるでしょ」と。
確かに服を買ってオシャレになれば、それはそれで人からのみられ方も変わるだろうし、自己を満足させるためには大切なことかもしれない。でも、それよりも優良企業の経営状態を見ながらその会社の経営者なら何をすべきかを考えたり、あの商品を作ったら株価が上がったなとかを見ている方が、経営者としては面白そうだなと感じた、、、もう僕も40歳なので（活字にすると結構おじさんな感じがしますね・・・）この話しは、服とかにもほとんど興味がなくなってしまったので、ちょうどよかったかなと、、、
ゼロを何個か取れば上場会社
そういえば、うちの会社の決算書を税理士さんや外資系コンサル出身の友人に見てもらった時、ゼロを何個か取れば優良上場会社と同じような数字になりますよって教えてもらったことがある。。。売上、営業利益、キャッシュフロー、人件費、家賃、広告費などなど、とてもバランスが良いですねと。改善するところが見当たらないのでコンサルができないと言われました（笑）
ただ、僕は小さい会社だからバランスの良い経営ができていたのかもしれませんが、これが大きな会社にしていくとなると、その過程でバランスを崩す可能性もある訳で。。。そういった時に、自分が株を買っている優良企業の数字や、やり方なんかを参考にすることができれば良いということですね。株を買うことによって普段から観測するようにしておけば、自分のビジネスでも役立てることができるってことだと思います。
経営の黄金比率４・４・２
今度は外資系のコンサル会社に勤めていた友人に聞いた話ですが、粗利10に対して固定費や現在のビジネスに必要なお金が４割、人材採用や育成など未来に投資するお金が４割、２割が内部留保。これがビジネスに必要な黄金比率とのことでした。であれば今のビジネスは1千万円粗利があれば400万円で回さなくてはダメなのですね。１億円であれば4000万円で・・・・って、うーん結構厳しい（笑）結局、内部留保２割と言っても税金で半分持っていかれるので１割。僕の会社も以前はこの比率でしたが人数が増えると少しバランスが崩れている感じはしますね、、、
まぁ、もちろん単純にこの比率だけですべてのビジネスが考えられるわけではないのは確かで、同じ4割だったとしても、額そのものが小さすぎると何もできなくなってしまうので、ある程度の規模感は必要になるかもしれません。ぶっちゃけビジネスによって粗利率とかも変わってきますし。
ただ、そもそもお金が回ってればいいと思っている経営者はこんなことも考えないと思うので、将来、会社を発展していこうと考えている経営者には、こういった比率も意識してほしいところ。。。僕も改めて頑張らないとなと（笑）
結局バランスが大事
内部留保も残したいけど、スタッフにも還元したい。利益率をあげたいがマーケットに価値も提供したい。仕事に時間を割きたいけど家族との時間も大切にしたい。。。それらの事を常にバランスを取ることが大切で、その指標になるのが大手優良企業の株を買って参考にするということ。参考にして経営をすることで、そのバランスが保たれるという・・・
実際、僕は20代の頃、海外の株を買っていたことはありますが、それは完全に上場したらラッキーみたいなアホな発想でした。でもこれからは、ちゃんとした意図で株を購入したいと思いますが、あなたはどうですか？
－中谷佳正
P.S.サミットはお祭りなので次回開催する時は、みんなで参加しましょうね、、、
