「いや、ほんと庶民で良かった」



リッチ・シェフレン

ナビゲーターの中谷です。


以前、

新幹線に乗っている時に新横浜で車掌さんに、「横浜ですよ!!降りなくて良いんですか!?」と結構なテンションで声をかけられたことがあります。どうも僕のことをハマの番長こと元横浜DeNAベイスターズのプロ野球選手の三浦大輔投手と間違っていたらしい(笑)鳥取県のお土産物屋さんでも、この前も来てたねーとオーナーさんから声を掛けられて、だから三浦投手じゃないって、と言ったら何故かボンタン飴をくれました・・・

僕自身は高校時代にサッカーをやっていたので、あまり野球に馴染みはないんですが、そんな感じで何かと縁があるようで。。。

先日は東京からの帰りの新幹線で、阪神タイガースの藤川球児投手が前の席に座っていました。「おお、藤川や!!」みたいな感じで思っていたんですが、、、


野球選手はデカい!

新大阪に着いて列車から降りる時になって、今度は目の前にこれまた阪神タイガースの糸井嘉男選手が立っていました。

というわけで、駅に着いて降りた時の並びでいうと、糸井・中谷・藤川です。藤川選手と糸井選手はWBCの日本代表で、僕、中谷こと三浦大輔選手はアテネオリンピックの日本代表、、、ってことは「全日本やん」とか思いつつ、心の中で君が代を歌ってました(笑)この3人が揃うことなんて、なかなかないですからね。。。


まぁ、ふざけるのはこの辺にしておこうと思いますが、でも二人を見て感じたことは、「自分は庶民やな」と思うと同時に、、、「庶民で良かったー!」という思いが出てきました。なぜなら、二人共めちゃくちゃ身体がデカい!190cm近くあるんちゃうかなと。。。

僕なんかは身長は175ありますし、トレーニングとかもしてるので、一般の人の中では比較的身体が大きいイメージがあるみたいなんですが、そんな僕が日本代表に選ばれるようなプロ野球選手の中でも有力な二人に挟まれると、大人と中学生みたいな差を感じる。。。

テレビとかで見る限りだと、藤川選手なんかは細いなぁという印象だったんですが、実際に会ったらそんなことはない。それはあくまでも身体のバランスが取れてるから細いように見えていただけで、目の前で見たら腕もごついし、身体もデカいし、手がそもそも子供用のグローブみたいな大きさ・・・僕たち凡人とは規格が違う!


戦う場所は大事

先ほども言ったみたいに、僕なんかでも一般の人からみたら身体は大きい方だと言われたりします。ただ、そんなことを言われたからといって、もし若い時分にその気になってたら、えらい目を見てたんじゃないかと思う。

彼らと同じようにプロのスポーツ選手が生きてる世界に飛び込んでいようものなら、まったく相手にならなかったんだろうなと。才能だけじゃなくて、身体の大きさもポテンシャルも全然違うような世界で四苦八苦するくらいなら、庶民で良かったなと思った訳です・・・

これは大阪でよく言われるセリフなのですが、クラスで面白いと評判のやつが、先生や親から茶化されるように「あんたオモロイから、吉本にでも入ったらええねん。」と言われて、真に受けてお笑い芸人を目指しちゃうのと同じ(笑)

ちょっとした気の迷いでその気になってしまって、ノリでプロの世界に飛び込んだら、周りはバケモノみたいなやつらばかりだった、なんてことも全然あり得る。もしそうなってしまったら、それからの人生は大変ですね。どんなに一所懸命に努力しようしても、そもそものポテンシャルが違うので勝負にすらならないなんて状況に陥ることでしょう。

そのプロの場所で勝負していたら、今の僕の環境と同じものは全く手に入らなかっただろうなと、、、やっぱり戦う場所は大事だなとつくづく感じました(笑)


周りを知ることが大事

プロ野球選手2人に囲まれるというありがたい体験をして思ったのは、自分が置かれている場所に存在している周りのことをを知るって大事なんだなということ。。。そもそも、競合リサーチは大事だとは思ってましたけど、なお一層その思いが強くなった気がします(笑)

でも実際ビジネスの世界は、今回、僕が経験したみたいにぱっと見た目でスグにわかるようなことばかりじゃない。それだけに競合相手の会社のことを知らないままに市場に挑んでしまうと、それこそえらい目を見ることになると思います。

相手が大手の場合は特に圧倒的な資金力の差で太刀打ちすることができなかったり、潤沢な人的リソースの違いで勝負にならなかったり、技術的なクオリティで追いつけなかったりは当たり前のように起きるでしょうし、そういう競合がこちらは競争するつもりはなくても勝負しかけてくるなんてことも多々あるわけです。

だから、自分の参入している市場に居る周りのことを知るというのは、そんな勝負を万が一仕掛けられたりする時の為の防衛手段を考えることに繋がります。


勝負をしないポジショニング戦略

というか、そもそも防衛戦にならないようにすることを考えるというのも、弱者としての戦略、相手から勝負を仕掛けられないポジショニングを取るというのも1つの手です。

分かりやすいのは、大手とは価格で勝負しないというのがあると思いますが、これは「最安値」というポジショニングを取ろうとするから勝負になるわけで、「最安値」を狙わないポジショニングであればそもそも勝負が起きないということ。

そうやって勝負をしないようにするためにも、周りを知るというのは大事なことですね。相手が何で勝負をしようとしているのかを見極めて、そこでは戦わないようにするということがポイントです。


今一度、冷静になって周りを見てみると良いかもしれません。もしかしたら、腕もごついし身体もデカい相手と真っ向勝負を挑もうとしてるかもしれないですから・・・。



P.S.芸能人を見ても何も思わないですが、プロの格闘家やスポーツ選手を見るととてもテンションが上がるのは僕だけでしょうか・・・


<本日のオススメ>

「将来、子供にも自分の知識を伝えたいので
こないだセミナーに連れてきたんですよね。

そしたら、色々手伝ってくれたりして
写真もパシャパシャ撮ってくれたりして…」

と語るのはコンサルタントの川田さん。

最近は家族からも「凄いね〜」と
言われるようになり、息子さんも
「オヤジ、最近格好良いね〜」
と尊敬されています。
(息子さんからはオヤジと呼ばれているそうです)


つい、先日も
グアムで仕事をしたりと
場所にとらわれず、
自由に働かれているのですが
以前は、そうではありませんでした。

川田さんの事例を見る


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