最高のマーケティングツールを紹介
From:リッチ・シェフレン
今日は少しばかり回り道をしたいと思います。マーケティングの具体的なアイデアについてではなく、より優れたマーケターになれる、ある秘密をあなたに教えたいと思います。
その秘密とは、私が常日頃使っているツールなのですが、あなたもこれを使えば、自分のマーケティングの1つ1つに、はるかに明確性をもって臨むことができるようになるでしょう。
なぜ今回このツールについて話をするかというと、これを使うと、あなたがどんな「目からウロコのような話」をしたらよいかがはっきりしてくるので、見込み客に「なるほど、そうだったのか!」と言わせる瞬間をもたらすことができるようになるからです。
さらに、このツールを使えば、あなたは他のどんなツールよりもずっとスピーディに見込み客の心の中に入っていきやすくなります。
そしてこのツールの1番いいところは、ほとんどお金がかからないところです。まさに破格です!
「マーケティング日誌」というツール
私のことを少しでも知っている方なら、私が日記をつけることを強く勧めているのを知っていると思います。でもここで私が言っているのは、通常の日記ではありません。
私が言っているのは、あなた自身の中に閉じ込められている素晴らしい潜在能力やアイデアをあなたの市場に提供することができる、ものすごくパワフルなツールとしてのマーケティング日誌です。
日誌をつけるということは、紙の上で考えるということに他なりません。ですから、もしあなたがまだ日誌をつけていない場合には、今日から始めることを強くお勧めします。別に洒落た日記帳を買う必要はありません。
私が日記帳として使っているのは、クレールフォンテーヌ社のクロス装丁されている日記帳で一冊13ドルします。(別にこれを勧めているわけではありませんが、どんな日記帳を使っているのかとよく訊かれるので、参考までです)。
これは、大きくて余白がたくさんあって頑丈なので気にいっています。ですが別にこれを買う必要はありません。ウォルマートやターゲットで売っている安価なノートで十分です。
自分の日誌にするノートを1冊選んだら、「私のマーケティング日誌」と表紙に大きな文字で書いてください。それで準備OKです。
見込み客の心の中を知るには?
さて以前の記事で、どれだけ見込み客の心のつぶやきをつかみ、その感情に入り込むことができるかがビジネスの成否を決めるということ、また、そのつぶやきの内容を知るのに1番手っ取り早い方法として、自分自身について、購入にあたってはどんな葛藤があり、何が購入の決め手になるのかを詳しく知ることだということをお話ししました。
それはそうなのですが、問題は、ほとんどの人が自分自身についてさえ、何をもって購入を決め、何をもって購入しないと決めているのか、さっぱりわからないということです。自分の行動については理路整然と説明できるのに、その行動をとる原因となっている感情については立ち止まって考えることをしません。
でも、立ち止まってそのことについて考えることがなければ、つまり、自分の心理を深く掘り下げて、自分が何をもってその行動を起こしたのかをつきとめることがなければ、あなたは何が自分を買う気にさせているのかについて、核心的なことを知ることはできません。
それに、もしあなたが他の誰よりもよくわかっているはずの自分自身についてさえ、それをつきとめることができなければ、見込み客の心中を知るなどということは、とてつもなく困難なことになるでしょう。
こういう状況をふまえれば、日誌をつけることは、現実的で手っ取り早いのです。
日誌をつけることによる驚きの効果
私はこれまでに書いたいくつかの無料レポートについて、たくさんのポジティブなフィードバックをもらいましたが、それだけでなく、BGSセミナーについても非常に多くの褒め言葉をいただいています。(あなたのマーケティングが称賛されている場面を想像してみてください!)
その中でも群を抜いて多い褒め言葉は、「まるでリッチが自分の背後に立って肩越しに見ているような気がした」というものです。彼らが感じているフラストレーションや葛藤、困惑といった感情を私が本当に理解している、ときには自分以上によく理解してくれている、と感じたというのです。
このような市場の反応は、私自身が彼らと同じような状況を体験してきたからこそ得られたものです。しかし、もっと重要なことは、そういう状況についてすべて日記に書いていたことで、自分自身の感情だけでなくターゲット市場の見込み客の感情もはるかに深く理解できたことです。
あなた自身が心の中で何に葛藤し、何が背中を押しているのか理解できるようになるまでは、あなたは本当の意味で見込み客の心の購買スイッチを押すようなマーケティングをすることはできないでしょう。
このように日誌には大きな効果があります。では、具体的には何を書くのが良いか?それは、次回のメルマガでお教えするので、楽しみにしていてください。
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