社長の仕事術 2017/09/27

悔いのない人生を送りたい方へ~Weekly Quote~


今日お話しすることは、

難しく感じてしまい、多くの人が避けてしまっている事柄についてです。

それは・・・
「自分の個性を受け入れること」です。

私の考えでは、人が持っている恐怖の中で最大のものは、「自分自身」だと思います。

人はいつも、他人になりたがっています。自分とその人が違っていても、場所や状況が違っていても、他人がしていることがしたいのです。でも、それではあなたはどこにも辿り着くことができません。あなたが持っているものを核にして、ビジネスで成功できる可能性を自ら放棄しているのです。

私たちは社会的な生き物なので、周囲の人に順応したいとか、グループの規範にならいたいと思うことは自然な反応です。しかし、その根底には、目立ったり、我が道を行ったりすることがリスキーだと思ってしまう恐怖心があります。

でも、この恐怖心を突破できれば、あなたは新たな場所へと行くことができます。あなたが最も尊敬する憧れの人たちは、おそらく、これを突破した人達のはずです。

私がいつも自分に言い聞かせていることがあるのですが・・・
それは、人生は有限だということ。結局のところ、永遠に生きる人はいないのだから、その時その時を大事にして、最大限に活用することがベストなのです。

人生について、ビジネスのおいての行動について、あなたが世の中に与えたいと思うインパクトについて、それらが緊急であるという感覚を持つことです。

なぜなら、日常的な恐怖心を受け入れられるようになれば、人の歓心を買おうと過度に努めれば人が去っていくということ、自分の運命を本当の意味では実現できていないこと、自分の一部分である何かを犠牲にしていることを理解できはずだからです。

では、いかに恐怖心の弊害を克服して生活していくかについてお話ししましょう。これは、科学的な方法とかそういうものではありません。

私はただ、いつもは水面下にいて、あなたが一番見たくないときに醜い顔を出してくる、「恐怖心」というやつがいる、1つの場所を明らかにしたいと思います。起業家はみなこの道を通ってきています。

それは「依存」です。
依存とは、誰もがいとも簡単に身につけてしまう習慣です。

いま私たちの文化は、あらゆる種類の”松葉づえ”を提供しています。
頼りにできる専門家、どんな心理的な不安も治してくれるドラッグ、時間つぶしになる娯楽、生活のためだけの仕事、あなたに手とり足とり指南してくれる人、そういうものに抵抗するのは非常に難しいことですね。

でも問題は、一度それに屈すると、牢屋のように一度入ったら出られなくなることです。なぜなら、あなたは外部に助けを求め続けることになるからです。そして最後は、あなたの可能性や、戦略を練って、成長し、構築する能力を制限することになってしまうのです。

それは決して人が愚かだからではなく、たいていの場合、私たちは人を信用しすぎるのだと思います。そして、未来がいつか素晴らしいものをもたらしてくれるということを信じすぎているのだと思います。

そして、このようなものに「依存」していることによって、ときには自分を律して、現実的にならなければならないという事柄から逃避できるのです。

内なる力というものは、本や、私の話や、薬から得ることはできません。それは、あなた自身からしか生まれることはありません。それは、毎日の実践です。依存から離れるための日々の鍛練です。

他人を依存的にしないこと。他人の意見を集める時、何よりも私はそのように思います。それは、他人の声をそのまま聴くではなく、その声を元に自分の声に耳を傾けることが大切です。
それはまだ内に秘めている、あなたの可能性を引き出すことです。

そのためには、あらゆる事実を集め、他人の意見を集める。でも、最終的には、あなたのビジネスなのだから、最後の決断はあなたがしなければなりません。

大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン



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