居心地のいい場所に成長はない~Weekly Quote~
今週のリッチ・シェフレンの名言をお届けします。
起業家として成功するために欠かせない要素とは、コンフォートゾーンの外に出る、つまりあなたが快適に感じる枠内から飛び出して、あえて気が進まないことをする、ということです。
今、あなたがいる場所は居心地のいい場所です。しかし、成長するためにはそこから外に出なければなりません。
まず「コンフォートゾーン」とは、心地良いモノに囲まれた状態と定義することができます。つまり、あなたにとって不快なことはすべてコンフォートゾーンの外にあるということになります。おそらくあなたも、不快なこと、やりたくないことを先延ばしにしたことがあると思います。ほとんどの人は、1度はそんな経験があるはずです。
しかし、いざコンフォートゾーンから一歩出て、やりたくないことを実行してみると、
自分が考えていたほど不快ではなく、もっと早く済ませておくべきだった
と思うことが多いのです。
これについて私の頭にすぐ浮かぶのが、業績の悪い社員を解雇する時のことです。ほとんどの場合、経営者は解雇をずるずると先延ばしにして、ようやく実行した時には心が晴れ晴れとして、もっと早くしておくべきだったと思うものです。
実際、私は誰かを解雇して後悔したことは1度もないとクライアントによく言います。解雇が遅すぎたと後悔することはありますが、早まったと思うことはありません。あなたにも似たような経験があるはずです。もしそうなら、自分自身に問いかけてみてください。
「快・不快の感情に行動を制限されないためには、何を変えるべきなのか?」
と。
答えは、何も変える必要はありません。その代わり今日から、気が進まないけれどやらなければならないことを1つ、必ず実行するようにしてください。これこそが成功の秘訣です。
前の日かその日の朝、気が進まなくて先延ばしにしている案件がないか考えてください。そして、1日の初めにその案件から片付けていくと決めるのです。そうすれば、コンフォートゾーンの外に踏み出す習慣が身に着いていきます。
そうすることで自分自身の成長とともに、自信が深まり、さらなる進歩を遂げることができるでしょう。
より高い利益のために、
リッチ・シェフレン