ネットビジネスが必須な理由
なぜ、インターネットビジネスを構築する必要があるのか?
理由は、巨大ビジネスは、いつも個人事業的にビジネスをしている人たちをやっつけ、お金を奪い取ってしまうからです。
巨大なスーパーマーケットは商店街をシャッター通りにしてしまいますし、コンビニエンスストアで酒を売れば、小さな酒屋は商売できなくなります。
もしあなたがビジネスについて理解していれば、そして業界が生まれて成長していくのを見たことがあるなら、そのようなパターンを何度も何度も見ているはずです。私もそのような経験を持っています。
4年で服飾店のビジネスを1億5000万円から6億5000万円にする間、巨大ビジネスが小さなビジネスを脇に追いやってしまうのを見てきました。
私の店は、マンハッタンのブロードウェイにありました。当時、通りは個人店舗であふれていました。4年後、賃料が劇的に上がり、小さな店舗は閉店していきました。
そして巨大なショッピングモールが侵食していったのです。催眠療法の市場に参入したとき、私はその市場でこれまでになかったほど、ビジネスを成長させました。
そして、何百もの小さな個人ビジネスが倒産に追い込まれました。私たちは年間に3億円の広告費を使っていましたが、他の個人ビジネスは数十万円程度しか使えませんでした。
大きなビジネスは個人事業を倒産に追い込むのです。私の友人がTV通販黎明期の話をしてくれたことがあります。
当時、日中にコマーシャル動画を撮影し、それを夜中に放映したそうです。もし売れれば、それをやり続け、売れなかったら、次の日に新しい動画を撮影したと言います。
今日、TV通販業界で戦いたかったら、1億円以上のお金を用意し、それを失う覚悟が必要です。
なぜなら、市場が成熟し、TV通販に『真のビジネス』として取り組んで成功した初期の起業家が、市場を完全に変化させるまで成長し続けているからです。
ニキビ治療用化粧品プロアクティブを販売しているガシー・レンカーのような会社は、年間売上1500億円を超える大企業になっており、現在も成長を続けています。
黎明期:夜明けにあたる時期。新しい文化・時代などが始まろうとする時期。
プロアクティブ:アメリカの企業「ガシー・レンカー」が販売しているニキビケア化粧品。日本 ではガシー・レンカー・ジャパンが販売している。
そこまで成長できているのは、彼らがTV通販を『真のビジネス』として捉えていたからです。
今回はここまでにします。
大きな利益とその向こう側へ
リッチシェフレンでした。