ACIDMAN解散の危機を救ったある一言




From:近藤広規

今日は僕の思い入れのある話を紹介します。

あなたは、ACIDMAN という
日本の3人組ロックバンドを知っていますか?

僕が大好きなバンドですが、メディアには基本出ないので
僕の周りには知ってる人がほとんどいません。

でも、ミュージシャンも含めコアなファンも多く
知る人ぞ知るバンドです。

これまで日本武道館でワンマンライブを5回行い

昨年の11月には、20周年記念として、
地元のさいたまスーパーアリーナで一大ロックフェスを主催。

Dragon Ashを始め、彼らをリスペクトする総勢10組のバンドが参加し
さらに、東京スカパラダイスオーケストラもゲスト参戦をし
会場の2万2000千人の観客を大いに魅了しました。


実は、音楽バンドが20年も続くのは大変珍しい事なのです。

なぜなら、バンドを長い期間続くと、メンバー間の音楽性の違いなどが
出てきて解散する事が多いのです。

あの有名なビートルズも13年で解散しました。

実際にACIDMANにも、今から15年ほど前に解散の危機がありました。


その当時、ボーカル&ギター担当の大木さんは
他の2人のメンバーの温度差に苛立ちを感じていました。

良い音楽を作りたいのに、2人からの提案や意見もあまりなく、
スピード感も違う。ワンマンバンドにはなりたくない、
3人で同じビジョンを描きたい。

でも、このまま3人でやり続ける意味があるのか、、、そう悩んでいました。


「解散だ!解散!」


なんどもその言葉を言いかけたそうです。


そんなある日、彼の様子がおかしいと思った
東京スカパラのメンバーが彼を飲みに誘いました。

長年続いている大先輩の方なので、彼はその胸の内を明かしました。

そして、このようなアドバイスをもらいました。


「3人で歩調を合わせて歩んでも上手くいかない。
一番エネルギーがある奴が発していけばいい。

お前が御山の大将になって、2人を引っ張っていけ。その方がうまくいく。

2人がついて来てくれるだけで満足しないと」


この言葉を聞いた大木さんは、それから迷いが消え
自分の伝えたいメッセージを素直に発信する
そして、自分が突っ走ると決心をして
リーダーシップをとって走り始めました。

確かに、振り返って考えて見ると、この時を境に
彼らの一体感は増し、音楽の伝えるメッセージは一貫していきました。

そして、彼のメッセージに共感するコアなファンが増え続け、
坂本龍一さんやMr.Childrenの元プロデューサーの小林武史さんなどの
大御所と一緒に音楽を作ったりと、活動の幅も広がり、
20年間続く一流バンドになりました。


僕は、これからも彼らのぶれないメッセージ、音楽を応援していこうと思ってます。


今回は音楽というテーマで話をしましたが、誰にでも人生で悩むときはあると思います。

仕事のことだったり、人間関係だったり。

僕もそうです。しかし、そんなときによくこの話を思い出します。


自分の伝えたいこと、大事な価値観は何かということ
そして、人との繋がりを大切にすること


うまくいっていなときは、これらを忘れがちになっているので
気づいたら思い直すようにしています。


あなたが、もし今思うようにいってないと感じているなら
今日のこの話がお役に立てれば幸いです。


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