富とお金 2018/10/10

万が一の想定




こんにちは、石田です。


今現在、台風24号が沖縄に停滞中です。


このメールマガジンが配信される頃には
もう次の次くらいの台風が、
通過している頃かもしれません。

今回は九州にも甚大な被害を
もたらす可能性が高い。
と言われています。


今のところ、
私の地元は直撃する
可能性は低いですが・・・。

私も昨日から自宅周りの
飛来物チェック、防風対策を行い、
飲み物や食料など買出しに行き、

今日の夜からは家族と一緒に
風裏になる別の場所へ
避難することにしています。


このような話をすると、

「そんな大げさな・・・。たぶん大丈夫でしょ。」

と言われることもあります。


確かに大きな被害はないかもしれませんし、それどころか、
台風の進路によっては、「全く問題ないまま通過」
ということになるかもしれません。

しかし、私は経験上、

不確実なものに対してこの十分すぎるくらいの
「万が一を想定した事前リスク管理がとても重要」
なことを知っています。


このリスク管理に対する考え方は
その人の「性格」とおなじく、様々な分野で
同じ考え方や行動傾向をもたらします。

みなさんが日々取り組んでいる、
トレードにも当然大きく関係しています。


これまでコーチングを通して、
多くのトレーダーの方と直接お話をしてきましたが、

「取り返しのつかないほど大きな失敗をしている場合は
 ほぼ全てと言ってよいほど事前のリスク管理を怠ったケース」

なのです。


「さすがにそこまでは下がらないだろう・・・。」
「たぶん、大丈夫でしょ」
「まずそんなことは無いから・・・。」

そのたった1度の判断&行動がもたらした結果、
自らの資金の大半をすり減らすような
損失につながったりしています。


トレード以外の分野でも、もちろん同様です。

「万が一に該当する事象」

というのは実際に起きた場合、例外なく

「これまで積み上げてきたものを全てひっくり返してしまう」

ほどのパワーを持ちます。


万が一が起こらなければそれはそれでよかった事。
でも、起きてしまった場合は取り返しのつかない事になる。
ここ数年の報道を思い出していただきたいのですが、

マーケットでも自然災害でも、

「50年に1度、100年に1度と言われる事象が続けざまに起こる」

ことはあり得る。それを正しく理解しましょう。


「万が一」という表現が文字通り「1万分の1」の確率を
指しているとするなら、立て続けに起きている時点で万が一ではなく
10分の1とか5分の1の確率になってしまっているわけです。

不確実な自然災害の歴史に対して、

「確率を導き出すには人類の歴史が浅すぎる」

ので、偏った見方をした事により

「50年に1度となっているだけ」で、

実際には、もっと確率の高いものかもしれません。



米国の大富豪の質問ではないですが、

「最悪なことが起こるとすればそれは何か?」

この質問を常に意識し、その事に備えておけば、

あなたの人生は

「深い押し目のない綺麗な上昇トレンド」

となるでしょう。


それではまた!



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