「昔の冷蔵庫」状態
こんにちは、石田です。
今日は朝からメチャクチャ暑いです。
梅雨入りで湿度も高くなっているせいか、
少し曇ってもムシムシしますね。
比較的涼しくて過ごしやすい時期から
急激に気温が上がり始める時期になると
なぜか「冷蔵庫」が頭に浮かびます(笑)
というのも・・・。
今の電化製品は性能が良くそんなことありませんが、
私が街の電気屋さんだった今から30年くらい前は
徐々に気温が上がっていくパターンではなく、
涼しい状態から一気に気温が上昇して
夏に突入するようなパターンの年は
冷蔵庫が故障することが結構ありました
(古い電気屋さんあるある)
これは涼しい(寒い)時期はさほど
コンプレッサーにも負荷がかからず
緩やかに運転しているのに、
気温が高くなったことによって
「一気にフル回転する必要があり、
急激にコンプレッサーへ負荷がかかって故障する」
という状態です。
まぁ、電気屋さんにとってこれは
新しい冷蔵庫の購入を促す
「絶好のセールスタイミング」
だったりするわけですが。
その時の情景が頭に
焼き付いているのでこの時期になると、
ふと、冷蔵庫を思い出すわけです。
で・・・。
実は、人間も同様で、
「緩やかな状態から極端に負荷をかけると故障する」
のです。
コーチングクライアントさんの
過去の目標達成に向けての行動で失敗した例として
話を聞くと、多くの場合にこの状態が当てはまります。
具体的には
「大きすぎる目標を掲げてガムシャラに行動を開始する」
と
「長続きしたためしがない」
という話です。
つまり、今まで大して行動もしてないのに、
とても大きな目標を掲げて
「よっしゃ!この目標を達成するぞ!」
とモチベーションを上げ、
「睡眠時間も大幅に削って大量行動を始める」
と、
「一気に負荷がかかって行動をやめてしまう(故障する)」
のです。
さらにこの負荷が大きければ大きいほど、この反動で
・しばらくその目標について考えたくない状態
・そのことについて触れられるのもイヤ
という状態に陥ったりもします。
そうならないためには何に気を付ければよいのか?
紙面の都合上、結論だけ書いていきますが、
方法としては2つのポイントを抑えます。
1:「目先の目標を物理的に現実的なものにし、
達成する都度、それよりも一回り
大きな目標へステップアップしていく」
2:「目先の行動計画を物理的に現実的なものにし、
達成する都度、それよりも一回り多くの
行動計画へステップアップしていく」
前者についてはお金の事例がイメージが
わきやすいのではないかと思いますが、例えば、
投資資金を100万円しか用意していないのに
「毎月、投資で100万円稼ぐ!」
という目標を掲げても物理的に無理ですよね。
そうではなく、「毎月、確実に1万円稼ぐ!」
というところから始めればとても現実的です。
達成してから目標額を2万円、3万円、4万円…
と、「物理的に可能な範囲まで上げていけばよい」
ということです。
後者に関しては直接的な行動なので
「睡眠時間」を例にとりましょう。
今まで会社から帰ったら
「風呂入って、酒飲んでゴロゴロして
8時間は睡眠をとる。」
という生活を送っていた人が、
何か資格を取るために勉強を始めるとして、いきなり、
「睡眠時間を3時間にして勉強を頑張る!」としたところで
とてもじゃないですができるように思えません。
そうではなく、
「まずは、1日30分睡眠を削って勉強する」
ところから始め(ここから重要です)、
「負荷を感じなくなったら1日1時間にする。」
さらにそれが楽にできるようになったら
(負荷を感じなくなったら)
「1日1時間30分にする」
「1日2時間にする」
という形で負荷を増していくのです。
過去の行動を思い返してみて
「昔の冷蔵庫」
になっている方はいませんか?
今後何か目標を掲げて行動を起こす場面で
今日のメールマガジンを思い出していただければ幸いです。
それではまた!
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