マネジメント 2017/02/21

鬼平犯科帳から学ぶコミュニケーション?

FROM:本郷卓也(GrowthU認定コーチ)


先日、僕は5日間の東京出張でした。

僕は、出張に行くときは出来るだけ予定を詰めます。理由は、久しぶりに顔を合わせて話せる、良い機会だからです。今回は、幾つかの会社、それぞれのパートナーの方々など何名もの人たちと、打ち合わせ続きの予定にしてから行きました。


5日間もの連泊だったので、一度だけ滞在しているホテルを変えて気分転換して、長期滞在を楽しもうと密かに計画していました。

しかも出張中に1日だけ、あえて午前の仕事を入れてなかったので前の日の夜は、美味しいものでもテイクアウトし部屋で、映画でも見ながら食べようと準備万端にして、ホテルに戻り、何気にテレビをつけました。すると、最初につけたチャンネルで、時代劇アニメが流れていました。

僕は、アニメも好きなので見たことない時代劇アニメだなと思い、しばらく見入っていました。

すると、「長谷川平蔵」というフレーズが聞こえて来て、一気に僕のテンションは上がりました。

僕の年末年始の楽しみの一つに時代劇があります。子供の頃から、たくさん時代劇をみてきた中で印象的なのが遠山の金さん、暴れん坊将軍、ねずみ小僧、子連れ狼、必殺仕置人etc…

その中でも、一番好きなのは「鬼平犯科帳」です(^^)

皆さん、ご存知ですか?
長谷川平蔵のマネジメント!!!(^^)

「鬼平犯科帳 長谷川平蔵」のマネジメントは諸説、様々な議論もされていますが僕は、シンプルに考えています。「自分が、上司にして欲しいと思うことを、部下にする」

つまり、こういう視点です。
「自分が、して欲しいと思うことを、相手にもする」

思い出してみてください。

親からであれ、先輩からであれ、上司からであれ、過去、自分よりも上の人から、やって貰って嬉しかったことを。

そして今、あなたが部下だったころと同じ目線で今のあなたの部下である彼らは、あなたから何をして欲しいと思っているか?

ある書籍には「マネジメントとモチベーションの分野では部下に幸せを感じさせることが究極の目標なのだ」とも書かれています。(「人を動かせるマネージャーになれ」からの引用)

実は、これマネジメントの「黄金率」と呼ばれている法則なんです。

とても単純な経験談なんですが、僕は少し複雑な幼少期を過ごしました。なので日々、「こんな父親だったら良いのになぁ〜」と妄想ばかりしていました。

そして、我が子を授かるときが来て、昔、自分が願っていたことをそのまんま我が子に実践しました。

一緒に笑い、一緒に失敗し、一緒に感じる。
出来る限り、同じ目線で対話する。

そうし続けた結果、子供たちはお父さんが大好きで育ちました。過去、何度かメルマガでも書きましたが僕のマネジメントの根っこです。


僕は、この黄金率を「心のコミュニケーション」と認識しています。

それが、相手との関係性に「信頼残高」として積み上がっていく結果に結びついていくのだろうなと日々、実践していると感じます。


あなたも「心のコミュニケーション」を試してみては如何でしょうか?
きっと相手との信頼関係に変化が現れると思いますよ(^^)

関連記事