マネジメント 2017/03/07

経営にとっての事故要因とは

FROM:本郷卓也(GrowthU認定コーチ)


先日、友人の父親が新車を買いたいということで、僕の友人経由で、車を探すことになりました。

その車は、ベンツCクラスでどうやら巷では、ベビーSと言われSクラスと、とても似ている車だそうです。新車なのに、なぜ僕に?と思われる方もいらっしゃらるかと思いますが僕が紹介するのは、新古車です^^;

新車と新古車の違いは、わずか数Km走っているかだけの違いでサービス内容、保証内容も新車と同じなので、得だと感じられる方が多いです。その場合、ディーラーに行くよりも僕から紹介して少しでも安く、ほぼ新車が買えるのが友人の希望でした(^^)


早速、僕の周りにいる車関係者に連絡を取り、その車両を見にいきました。最近の車は、カメラを搭載していたり、障害物レーダーが搭載されていたりと車を走らせる上での危険回避が、車が勝手にやってくれる素晴らしいシステムが作られていて、とても関心しました。

テスラなども安全に自動運転が出来るぐらいにするにはということで搭載しているカメラを増やしたそうですからね^^;

今、自動運転は流行っているので安全性を担保するにはあらゆる危険予測と、それに対応できるシステムが必須になりますね。


僕達、会社経営やビジネスをする上でも同じことが言えると思います。

ある方が、こう言っていました。「毎月の収支は出来る限り早く、確認できるようにしないと 我々は飛行機を操縦しているようなもの。 目で見て解るのは、計器類のみで、それがビジネスの上では会計だ」との事です。

確かに、車を乗っていても、飛行機を乗っていても今の自分が、どういう状況なのか解っていなければ事故を起こしてしまいます。では、自分のビジネス、会社において絶対に注意しないと事故に繋がるものは何でしょうか?


それは、「人」です。


せっかくの優秀な人材が離れてしまうような組織では最終、自分か、もしくは自分の家族だけでビジネスをしなければなりません。いくら家族経営だから大丈夫と言っても「顧客」という「人」が離れてしまっては、ビジネスが成り立ちません。


先日、ロイス来日の際に開かれた「ホットシート」で参加された方々から多くの悩みを聞かせて頂きました。それを大きく分類すると、やはり一番、多かったのは「人」に関する悩みでした。

ロイスも言ってましたが、人が退職する最も多い理由は

「正しい評価をしてもらっていない、自分が貢献したのに認めて貰えない」です。

例えば、もっと身近な話として褒める習慣って、日本人は少し恥ずかしかったりしてあまりやらない傾向が多いと思います。

僕は、とても大切なことだと思うのでメンバーに対して、
「おっ!これ凄いね!」とか
「素晴らしい提案、ありがとう!!!」とか
「いつも遅くまで、ありがとうございます」など
出来る限り、気付いた時に言う習慣をつけています。

そんな些細なことを言うだけで、受け手の印象としては素直に嬉しいものです(^^)

その「褒める」という事の延長線で評価システムを見てみると、あなたの会社ではどんな内容になっていますか?もし、少しでも今の評価システムに疑問を感じたなら以下の言葉を読んでみてください。

スコアキーピングの著者、チャックは言います。

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その人を評価する制度、システム自体を変更する必要がある。

経営者は、昔からの文化、考え、制度、システムなどに固執せず
変えるべきものは変えてあげれば良い。
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いくら会計などで、危険予測を立てたり回避策を考えたりしても、もし、会社で働く優秀な人材が辞めていくような評価制度や仕組みであればそれは、本当の危険予測や回避策が、活きていないのではないでしょうか?

適正な人が、適正な評価を受ける。
それにより適正な報酬を与える。

そんな素晴らしい評価システムであればきっとエクセレント・カンパニーになっていくと思います。

あなたの会社は、今のままでベストなのか?
一度、自社でもスコアキーピングしてみては如何でしょうか?(^^)

きっと楽しいはずですよ♪

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