マネジメント 2016/12/20

「言う」と「伝える」の違い

FROM:本郷卓也(GrowthU認定コーチ)


先日、出張先で新しいプロジェクトにおいて
頭の中がアイデアで多く、少し煮詰まっていました。

気分転換にと思い、海辺近くだったので景色を楽しむために
海辺沿いを散歩していました。

観光客も多く、多くの人で賑わっていたんですが
少し外れた場所に路地があったので何気なしに見てみると
奥には民家が並んでて、ある民家の前で小さな子どもが
自転車を乘る練習をしていました。

近くで見守る親もいて、幼稚園に上がる前ぐらいの小さな子どもは
頑張って練習している姿を見て、ふと自分も子供に教えたな〜と
当時の練習風景を思い出しました。


僕の場合、友達の自転車を借り、バランス感覚で乗ってみたら、すぐに乗れたので
難しかった記憶がなかったんです。

苦労しなかった分、自分の子供に教えるのには苦労しました^^;

「こんな風に乘るんだよ」とか「そうじゃなくて、こんな感じ」と
いくら言ってみても子供には、その「感じ」が解らないので、なかなか
乗れることが出来ず、毎日毎日、練習しました。

いくら乗りたくても、上手く乗れない子供。
段々、練習をやるのも嫌になって来て、途中で
子供が怒って帰って行ったこともありましたw

僕も「なんで解らないんだろ?」と思うこともありました。

それでも自分の子供が自転車を楽しく乗れるように
どうやったら子供が、そのモチベーションが上がるのか
ちゃんと子供目線で考えてあげないとダメだな〜と反省の連続でした。。。

でも、そこから考えてみると
ふと気付いたんです。

「こうして乘るんだよ」って、ちゃんと子供が理解できる言葉で
話していなかったと^^;

そりゃ、伝わらなくて当然だと猛烈に反省しました。。。

結果、気付いた日に子供のモチベーションを高める為に
「自転車が乗れるようになったら、お父さんのオモチャで一緒に遊ぼう」と
伝え、もう一度チャレンジしました。

子供は僕が持っているラジコンなどが大好きだったので大はしゃぎです。

そして自転車の練習の際に子供が解る言葉で、具体的に”伝えた”んです。
そしたら、一日で乗れるようになったんです!!!

正に効果覿面でした(^^)
嬉しくなった子供は、練習するのも楽しくなり
しかも、お父さんのオモチャで一緒に遊べる事も出来て
良い親子関係を築く、思い出深い僕の記憶です。

自分が初めて、相手に対して
「言う」と「伝える」の違いを学ばさせてもらった素晴らしい思い出です。

昔、親も子供に育てて貰うんだと言われた事を思い出し
本当だなと、深く印象に残りました。

そこから、僕はマネジメントのコツを掴んだんです。
この経験が僕を大きく変えてくれました。


先日、ロイスも僕に面白い話をしてくれました。
あのスティーブンRコヴィー博士とロイスも昔、日本人に対して
どうやったら上手く伝えられるか苦労したそうです^^;

コヴィー博士は、そのまま原則を伝えたが上手く伝わらなかった。
そこでロイスは学習した。

ロイスは例え話を上手く使い、そのストーリーからの
学びの意味を教えることで、上手く伝わったそうです。

現に僕にも、そうして教えてくれて
ちゃんと意味も伝わっています(^^)


あなたは、相手が理解する伝え方を知っていますか?
それとも、あなたの言葉だけで言っていますか?


P.S.

経営型マネジメントは、多くの人に影響力を発揮する必要があります。
その為には、影響力あるコミュニケーション力が必要です。

影響力ある伝え方を理解すると結果も変わってきます。
自転車の練習時の僕みたいに(^^)

部下を動かす為にどんなコミュニケーションを取ればいいかは
ロイスの無料ウェビナーにて公開しています。

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