富とお金
2019/02/20
話す力を鍛えて会話能力を高めよう
あなたが毎日「賢者の名言」などを読んでいれば、語彙が豊かになり、「ゲシュタルト(知覚現象や認識活動を説明する概念)」、「フェクレス(無能、無責任な)」、「アヴァンキュラー(慈愛)」といった難解な言葉も知っているだろう。しかし、これらの言葉を実際に使っているだろうか?
理解語彙(聞いたり読んだりして理解できる語彙)を増やすことは、とても有益だ。つまずかずに速く本が読めるし、難解な会話の内容もすべて理解できる。話が理解できないのに分かっているふりをして、恥ずかしい思いをすることもない。
しかし、理解語彙を増やすだけでは十分ではないのだ。言葉の力を真に活かしたいならば、日常会話でこれらの言葉を使う必要がある。例えば、折に触れて「至言」といった言葉を使えるようになれば、あなたはもっと自信を持って話せるようになるし、話を聞いている人はあなたを教養のある人だと認めるだろう。
これ以上語彙を増やさなくていい、すでに話す力に自信があると思っている人も、使用語彙(使いこなせる語彙)を増やせばもっと会話が楽しくなる。
だから今日から以下のことを試してほしい。新しい単語を覚えるたびに、あなたの言葉の武器庫の矢が増え、脳内の精神的な矢筒が膨らむ様子をイメージするのだ。
そして、実際に口に出して使うこと。学んでから12〜24時間以内に何回か使えば習得できるはずだ。初めはぎこちないかもしれないし、新しい単語を会話の中に入れるのはなかなか難しいが、数日すれば自然にできるようになる。そして、誰にも気付かれずに、すぐに実践できるようになるだろう。
マーク・M・フォード
Presented by インベストメントカレッジ