ロイ・ライマンが成功し、金持ちになった方法
アメリカ中西部出身のロイ・ライマンは、広告なしで売上300億円の出版ビジネスを築いた。ライマンのキャリアを見ると(農業雑誌のフリーランスライターから、事業の株式の大半を売却して667億円を得るに至るまで)、私が教えていることと重なる幾つかの特徴を彼も持っている。
*夜明けと共に起床し、すぐ仕事に取り掛かる。重要なことを第一に済ませる。
*消費者のニーズを探るときは、フォーカスグループ(リサーチ目的でマーケターに集められた顧客グループ)や調査を好まない。それより、読者からのメールを読み、電話もしくは直接会って話し、そこから会社の運営に必要なアイディアを発案する。
*読者に「コンテンツ」を提供させる。いくつかの雑誌は、原稿の80%が読者からの投稿で占められている。
*組織図を好まない。「個人の能力を制限してしまう」と彼は言う。
*従業員からのアイディアを奨励し、報酬を与える(休憩室のコーヒーメーカーに1万円札を貼り付けたこともある)。
*出版業界で働き始めてから、すぐに自分のビジネスを立ち上げた。働きながら秘訣を学び、潜在的な支援者のネットワークを築いていった。
*新しいプロジェクトには「構え、撃て、狙え」のアプローチ(すぐに市場に参入すること)をとり、新規事業で頑張る従業員を労う。「ビジネスを加速させる失敗」を奨励している。
今日の行動では選択が求められる。まずは上記のリストから、あなたがまだ実行していない、そして目標達成の役に立ちそうなものを選ぼう。
次に、667億円で自分の事業を売却することを想像してみる。そして、あなたが選んだタスクを今日から始めるのだ。
マーク・M・フォード
Presented by インベストメントカレッジ