マナーを身につけて成功する

専門家のアドバイスとは異なるかもしれないが、人に好かれることが成功の秘訣とは限らない。金持ちで権力があり成功していても、嫌なやつはたくさんいる。実際、人当たりの良さと成功することは、正反対の関係にあるかもしれない。人を喜ばせるために時間と労力を使いすぎると、自分の仕事ができなくなるからだ。

だからといって傲慢に振る舞い、無礼を働く言い訳にしてはならない。少しの気遣いと注意がいるかもしれないが、人に嫌われることなく人生で望むものをすべて手に入れ、夢を実現し、すべての目的を達成することもできるのだ。では、人の気分を害さずに欲しいものを得るにはどうしたらいい？答えはシンプルだ。マナーを身につければいいのだ。

マナーというのは人に会うたびに挨拶したり、相手の名前やちょっとした情報を覚えて思いやりをもって接することだ。そして、必要なときは「お願いします」や「ありがとう」と言うこと（例えば、ボーナスをもらっても「ありがとう」と言わない従業員が多い。それが当たり前だと思っているからだ）。要するに、子供の頃、母親に教わったこと（もしくは教わるべきだったこと）を守ればいい。

成功への階段を登っているとマナーを忘れがちだ。地位や評判が上がるにつれ、礼儀を無視したり、感謝の心を無くしてしまう。しかし、自分を省みないと、テレビや映画を見て嫌なやつだと思う人物のような性格になってしまうだろう。

ここで、簡単にあなたのマナーをチェックしてみよう。

1. 毎日、会う人全員に「おはよう」と笑顔で挨拶しているか？アシスタントにもそうしているか？

2. 部下が話すときに、言っていることが的外れでも注意深く聞いているか？

3. 声を荒げたり、かっとしたりしていないか？

4. 必要なときに「ありがとう」と毎回言っているか？

5. 注意するときに、気を配り、個人的に話しているか？

6. 人前で部下を褒めているか？

7. 外見に気を使っているか？

8. 部下全員のフルネームを覚えているか？

マーク・M・フォード

　　　　　　　　　　　　　　　　Presented by インベストメントカレッジ