ポール・ハーベイからのメッセージ
知人のJTが、以下のメッセージを転送してきた。私はチェーンメールがそんなに好きではないが、たまに魅力的な内容のメッセージがあると読むことにしている。
このケースでは、ポール・ハーベイが子育てについて語っているのだが、その内容が道理に適っていると私は思うのだ。
彼の考えにすべて同意見というわけではないが、彼が持つ感情の大部分は正しい。そして、そのような考え方で子育てをすれば、きっとうまくいくのではないかと思う。アイボリーの石鹸を味見したり、目に青アザを作って喧嘩することも良しとする3人の息子の父親として、私は時折ポール・ハーベイの不適切とも言えるこのアプローチが、今日のテーマには正しいものであると確信している。
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ポール・ハーベイはこのように書いている。
「私たちは子育てをいろいろ頑張りましたが、うまくいきませんでした。だから、孫に対してはもっと上手に接したいと思います。私は子供たちに、お下がりの服や手作りのアイスクリーム、残り物のミートローフで作るサンドイッチの良さを知ってもらいたいです。心からそう思っています。
私は彼らが屈辱を受けることにより謙虚さを学び、騙されることで誠実さを学ぶことを願います。彼らが自分でベッドメイキングや芝刈り、洗車ができるようになってほしいですし、16才になり免許を取ったときには、誰も彼らに新しい車を買い与えないことを心から願います。
少なくとも人生で一度は、仔犬の誕生や年老いた飼犬の安楽死を経験すべきです。信じるもののためなら、目にアザを作るような喧嘩をするのも良いでしょう。
私は、彼らが兄弟と同じ寝室で寝ることを願います。部屋の真ん中にラインを引いても構いません。でも弟が怖がって一緒に寝たがったらベッドに入れてあげてください。
弟が一緒に映画を見たがったら、一緒に見てあげてください。
学校へは送迎してもらうのではなく、坂道を友達と一緒に登って行くことを願います。そして、そうすることができるくらい安全な町に住んでいてほしいです。雨の日に車で送ってもらうとき、ダサい母親を見られるのが恥ずかしいからといって、学校のずっと手前で降ろしてもらうようなことはしないと願います。
彼らがスリングショットを欲しがるのなら、ただ買い与えるのではなく、父親が作り方を教えてあげることを願います。彼らには好奇心旺盛で、読書をたくさんしてほしいですし、パソコンの使い方を習うときは暗算も学ぶように願います。そして、女の子に一目惚れをして友達にからかわれたり、母親に口答えしたら痛い目を見ることを知っていてほしいです。
膝を擦りむきながら山を登ったり、ストーブで手をやけどしたり、凍った旗竿を舐めてみてください。友達がマリファナを勧めてきたら、彼は友達ではないと気付いてください。
祖父とポーチに座って会話をしたり、叔父と魚釣りに行ったりする時間があることも、もちろん願います。お葬式で悲しんだり、旅行先で喜びを感じたりすることもあるでしょう。母親は、彼らが野球のボールを隣の家の窓に向かって投げたら厳しく叱り、クリスマスにプレゼントを渡されたら彼らを抱きしめてキスしてあげることを願います。
私が子供たちのために願うこと。それは辛いことや失望することを経験すること。そして勤勉であることと、幸福であることです」
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最後に、ポール・ハーベイのメッセージに付け足したいことがある。あなたが自分の子供時代にこのような幸せな経験を十分に持てなかったなら、近いうちに経験できることを願っている(目に青アザを作るのは控えたほうがいいが)。
マーク・M・フォード
Presented by インベストメントカレッジ