マネジメント
2017/04/08
的を絞って優れた結果を
From:ロイス・クルーガー
私のクライアントが持つ不満の中に「1日にしたいと思っている事を、全てする事ができない」というものがあり、私は頻繁にこれを耳にします。
現実には、私達は1日に達成し得る事よりも遥かに多くの事をしようと想像してしまっているだけなのです。ですから、人生で大きな目標を達成するためには、私達はより少ない事柄にフォーカスするのが理に適っているのです。
より多くの事柄にフォーカスを試みて足踏みしてしまう場合と比べると、的を絞ってフォーカスする方が、より多くの事柄を達成できます。大量の事柄にフォーカスをあてようとして全てが中途半端に終わるよりも、いくつかの事柄にフォーカスして優れた結果を達成する方が、断然好ましいことでしょう。
ですから、次の様なリストを用意してください。
1番目のリストは、私達が今日必ず達成しなければいけない事を書いた「必須事項」のリストです。他の全てに優先し、必須事項のリスト項目は成し遂げなければなりません。
次に2つめのリストとして、本当に重要な事柄の妨げとなり得る行動のリスト―つまり、私達がしてはならないことや、すべきではないことのリストも作る必要があります。
この様にして1週間程本当に大切な事柄だけにフォーカスしてみると、真に重要な目標を達成するための大きな一歩を踏み出した事を実感できます。
より少ない目標にフォーカスすることで、自分にとって本当に重要な事柄を達成できる事を発見できます。その日のうちに終わらせる必要のある事柄のリストを常に持ち運び、日中いつでも目にする事のできる場所に置いてください。
こうする事で、自分がその日に終わらせる必要のある、的を絞った重要なタスクを達成していることに気づくことでしょう。